【F1】アウディにADUO開発前倒し説 本拠地ノイブルクで“15km限定”デモ走行が呼んだ憶測

2026年06月22日(月)7:27 am

記事要約


・アウディが本拠地で2026年型マシンのデモ走行を実施

・ボルトレート、シャシーを評価しつつもパワー不足を指摘

・ADUO救済措置を行使し、開発前倒しの可能性が浮上


アウディが、F1で物議を醸しているADUO(エンジン性能均衡システム)の下で、すでにアップグレード版パワーユニット(PU)を評価している可能性があるとの憶測を呼んでいる。

■ノイブルクで実施された“15km限定”のデモ走行

アウディはF1バルセロナ・カタルーニャGP後の水曜日、ドイツ・ノイブルクの拠点で2026年型マシンを走行させ、社内向けのデモンストレーションを実施した。

公式には、走行距離は「わずか15km」に制限されていたとされている。

デモ走行は、F1におけるテストの中でも特に厳しく制限されている形式のひとつだ。最大200kmの走行が認められ、アップデートの確認や基本的なパフォーマンスデータの収集にも使える「フィルミングデー(※プロモーション撮影日)」と比べても、走行距離は大幅に少ない。

■ボルトレートが認めた課題「明確なパワー不足」

今回の憶測は、アウディがデモ走行を実施したことに加え、同チームのドライバーであるガブリエル・ボルトレートが、最大の弱点としてPUの性能を挙げたタイミングで浮上した。

ボルトレートは、シャシーについてはポジティブな評価を示している。

「私たちはとても良いマシンを持っていて、バランスも非常に安定しています」

一方で、PUについては明確な課題を認めている。

「単純にパワーが足りていません。GPSデータを見れば、その違いは非常にはっきり分かります」

■ADUO制度下で進む開発前倒しの可能性

アウディは、ADUOシステムの下でエンジン開発の機会を認められているメーカーの一つである。この制度は、F1の新レギュレーション下で、特定のPUメーカーが大きく取り残されることを防ぐために導入されたものだ。

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