2026年シーズン、マックス・フェルスタッペンはカーナンバー「3」でF1を戦っている。
2022年から4シーズン使用したチャンピオンナンバー「1」をランド・ノリスに譲ったあとも、F1デビュー時の「33」には戻らなかった。選んだのは、かつてのチームメイト、ダニエル・リカルドが使用していた「3」だ。
フェルスタッペンは、2015年にトロロッソ(現レーシングブルズ)からF1デビューして以来、「33」で戦ってきた。2021年に初の世界王者に輝き、2024年まで4年連続でタイトルを獲得。2022年シーズンからは、チャンピオンナンバー「1」を使用した。
しかし、2025年最終戦アブダビGPでは、フェルスタッペンが優勝した一方、3位に入ったノリスが2ポイント差で初の世界王者となった。これにより、2026年の「1」は新王者ノリスが使用することになった。
それでも、フェルスタッペンが「33」へ戻ることはなかった。
F1公式サイトによると、スウェーデンの配信サービス『Viaplay』のインタビューで、次のように説明している。
「33にはなりません。1を除けば、僕がずっと一番好きだった番号は3です。今回は変更できるので、3を使います。33も気に入っていました。でも、3が2つあるよりも、1つのほうが好きです。33は二重の幸運を表すといつも言っていましたが、僕はF1ですでに十分な幸運に恵まれました」
カーナンバー「3」は、リカルドがF1で使用していた番号でもある。フェルスタッペンとリカルドは、2016年から2018年までレッドブルでチームメイトとして戦った。
リカルドは2024年シーズン途中にF1を離れたが、F1公式サイトによれば、フェルスタッペンが2026年から「3」を使用するにあたり、FIA(国際自動車連盟)とリカルドの双方から許可を得たという。
フェルスタッペンは、2026年のニュルブルクリンク24時間でもカーナンバー「3」を使用した。フェルスタッペン・レーシングのレッドブルカラーをまとったメルセデスAMG GT3を、ルーカス・アウアー、ジュール・グーノン、ダニエル・ジュンカデラと共有した。
3号車は決勝で首位に立ったものの、残り約3時間半で異音と振動が発生。ドライブシャフトの不具合に見舞われ、フェルスタッペンのニュル24時間初挑戦は惜しくも勝利には届かなかった。
自身のチームの活動について、フェルスタッペンは、ほかのドライバーに機会をつくり、シムレーサーが実際のレースへ進む道も開きたいとの考えを示している。
ニュルブルクリンク24時間には「毎年やりたい」と継続への意欲を示し、「成功とは勝つことです。とてもシンプルです。そのために僕たちはここにいます」と語った。
F1デビュー時の「33」、4年間使用した王者の「1」、そして現在の「3」。フェルスタッペンが選んだお気に入りの数字は、F1だけでなく、自身のレース活動を象徴する番号になりつつある。
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