【オランダGP】F1撤退後のザントフォールトに“後継イベント”決定 2027年「GEN4」投入フォーミュラE開催へ

2026年06月27日(土)14:27 pm

記事要約


・ザントフォールトで2027年にフォーミュラE初開催へ

・COTA、ブランズ・ハッチも加わり常設コース開催を拡大

・F1撤退は財政問題ではなく将来リスクを見据えた判断


■F1撤退後のザントフォールトでフォーミュラE開催へ

オランダGPの舞台として知られるザントフォールト・サーキットが、8月のF1最終開催を控える中、そのF1撤退後の“後継イベント”が早くも決まった。

フォーミュラE※は、2027年に同地で初開催すると発表した。

※フォーミュラE:電気自動車によるFIA世界選手権で、内燃エンジンではなくバッテリー電力で走るフォーミュラカーのカテゴリー。

今回の発表は、フォーミュラEが常設サーキット開催へと舵を切る流れを象徴する動きとも言える。

■COTAとブランズ・ハッチもカレンダー入り、常設コースへ拡大

今回の発表では、アメリカのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)や、イギリスのブランズ・ハッチでの開催も新たに決定した。

フォーミュラE共同創設者のアルベルト・ロンゴは、次のように語っている。

「世界的に有名なサーキットであるCOTA、ザントフォールト、ブランズ・ハッチを迎え入れることは、フォーミュラEの次世代規格“GEN4”を示す最高の舞台になります」

フォーミュラEによれば、2027年デビュー予定の新世代マシン「GEN4」は最高速度335km/hに到達し、F1のパフォーマンス領域に大きく接近するという。

■“F1撤退”は財政理由ではない ザントフォールト側の決断

今回の発表は、F1オランダGPの最終開催を約2カ月後に控えてのものとなった。

ザントフォールトのディレクターであるロベルト・ファン・オーバーダイクは、撤退理由について財政問題ではないと強調している。

「イベントは依然として十分に運営可能であり、ビジネスとしても健全です。しかし、将来を見据えなければなりません。ある時点で、リスクが利益を上回るかどうかを問う必要があります。その答えが“はい”でなくなった時、それはビジネス判断になります」

さらに同氏は、これまでの実績についても言及した。

「これまで6レースを開催し、プロモーター・オブ・ザ・イヤーにも選ばれ、世界的な基準となるイベントを作り上げました。もはや証明すべきものはありません」

将来的なF1復帰の可能性については、慎重な姿勢を示している。

「絶対にF1復帰はないとは言いません。しかし、このイベントが終われば、簡単に戻ってくるとは思えません。今は多くの国や都市が待っています。これが最後の開催になるでしょう。そして、それが最も記憶に残る大会になるかもしれません。」

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