【レッドブル育成戦略】F2ツォロフにF1本格テスト計画が浮上 2027年昇格候補へ前進か

2026年07月03日(金)20:01 pm

記事要約


・レッドブルはツォロフに対し、TPCテスト実施を計画

・FP1に出走に必要なライセンス取得を目指す

・2027年昇格決定は否定も、タイトル獲得なら決断迫る


レッドブルは、F2で圧倒的な存在感を示す育成ドライバーのニコラ・ツォロフに対し、F1マシンを初めて本格的に体験させる計画を進めていることが分かった。

レーシングブルズのピーター・バイエルCEOは、ツォロフにTPC(※旧型車テスト)を実施する方向で調整していると明かし、将来的なF1デビューに向けた準備が着実に進んでいる状況を示した。

■TPCテストで「走行距離不足」を補う狙い

バイエルCEOは、ツォロフのF1公式セッション出走に必要な条件について次のように説明している。

「現在、ツォロフにTPCテストを実施することを検討しています。フリープラクティス(FP1)に出走するためにはライセンスが必要です。しかし、まだ必要な走行距離に少し届いていません。そのため、秋に実施する予定です」

このTPCテストは、FP1の出走に必要なライセンス要件を満たすための重要なステップとなる見込みだ。

■FP1デビューを見据えた段階的な育成プロセス

今回のTPC計画は、ツォロフのシーズン後半でのFP1デビューを見据えた準備の一環とされている。

レッドブルは、F2での圧倒的な勝利によって評価を高めている、ブルガリア出身の19歳、ツォロフに対し、段階的な育成プロセスを進めている。

レッドブル・リンクでの圧勝もあり、昇格を求める声は一段と強まっている。

■2027年のシート報道には冷静な姿勢

一方でバイエルCEOは、ツォロフの将来的なF1シート獲得に関する報道については慎重な姿勢を崩していない。

「それはただの噂です。彼は素晴らしい仕事をしていますし、私たちにとって非常に有望な才能です。ただ、まだ7戦しか終わっていませんし、リアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドも同様に良い仕事をしています。現時点では問題はありません」

また、ツォロフが今季F2タイトルを獲得した場合、チャンピオンは同カテゴリーに残留できないため、レッドブルは次のステップについて判断を迫られることになる。

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