オランダで新たに報じられた内容によると、マックス・フェルスタッペンとレッドブルの間で緊張が高まっているという。
フェルスタッペンの将来を巡る不透明な状況が長引く中、双方の不満は強まっているようだ。
レッドブルが2026年シーズンで期待外れの戦いを続ける中、両者の関係は悪化しているとみられる。
フェルスタッペンはイギリスGP後、マシンのパフォーマンスや信頼性への不満を募らせていたという。さらに、レース前に自らが望んでいた戦略をチームが採用しなかったことにも、強く反発していたようだ。
オランダ紙『De Limburger』によれば、フェルスタッペンはハンガリーGP後に離脱条項を発動できる可能性があり、最終判断を10月ごろまで先送りする可能性もあるという。
同紙は、レッドブル共同オーナーのマルク・マテシッツを含むレッドブルの株主が、フェルスタッペンが将来を明言しようとしない姿勢に不満を強めていると報じている。
株主側は、この状況をチームへの忠誠心が薄れている表れと受け止めているという。
一方、フェルスタッペン側に近い関係者は、4度のF1ワールドチャンピオンであるフェルスタッペンの意見が、もはやチーム内で十分に聞き入れられていないと考えているようだ。
その根拠として、イギリスGPでフェルスタッペンが望んだにもかかわらず、レッドブルが新しいパワーユニット(PU)を投入してピットレーンスタートを選ぶ判断をしなかったことが挙げられている。
オランダ紙『De Telegraaf(デ・テレグラーフ)』のジャーナリストであるエリック・ファン・ハーレンは、不確実性の高まりが双方に緊張を生んでいると語った。
「レッドブル側は、フェルスタッペンからの答えを非常に強く求めています」とファン・ハーレンは同紙のポッドキャストで語った。
「彼らが懇願しているとは言いたくありませんが、来年も彼がレッドブルに残るのかを知りたがっています。その答えを長い間求めてきました」
ファン・ハーレンによると、フェルスタッペンは急いで答えを出すつもりはないという。
「フェルスタッペンは『いや、僕は急いでいないし、まだそれは言わない』という姿勢です。もちろん、それも反感を生んでいます」
ファン・ハーレンは、レッドブルにはまだ楽観できる材料があると見ている。
フォードが支援するパワーユニットが改善していることや、来年に新しい風洞が稼働する予定であることなどだ。
「レッドブルはかなり前向きに見ています」とファン・ハーレンは語った。
「ただ、フェルスタッペンは別の面を見ています。彼はそこまで前向きではありません」
同ジャーナリストは、中心的な問題はもはや純粋なパフォーマンスではなく、信頼関係だと付け加えた。
「フェルスタッペンがレッドブルを離れる唯一の理由は、信頼関係が壊れた場合、あるいは今そこにいる人々に対して信頼がない、もしくは十分な信頼を持てない場合です。それが実際に当てはまるのかは分かりません」
ファン・ハーレンは、フェルスタッペンの移籍先候補としてマクラーレンの名前が引き続き挙がっている一方で、同チームも調子を落としていると指摘している。
仮に移籍を検討する場合は、大きな利点と潜在的な欠点を慎重に比較する必要があるという。
また、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)にもサマーブレイク前後に発動可能な独自の離脱条項があるとみられている。
現在ランキング6位にいることが、その条項の発動条件に関係している可能性がある。
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