【F1ハンガリーGP】アスファルト崩壊でFIA緊急補修 ドライバーは走行ライン変更、決勝中断の懸念も

2026年07月26日(日)19:04 pm

記事要約


・ハンガロリンクの路面が崩れ、決勝中断への懸念が高まる

・最終コーナーのレーシングライン上が劣化し、ドライバーが批判

・ピレリはスライド増加によるタイヤの温度上昇と摩耗を警告


■ハンガロリンクの路面崩壊、決勝中断の懸念も

ハンガロリンクのアスファルトが崩れ始めたことで、F1関係者がハンガリーGP決勝を前に警戒を強めている。路面の損傷がさらに悪化すれば、日曜日の決勝が中断される可能性も懸念されている。

ニコ・ヒュルケンベルグは木曜日の時点で、再舗装された区間を「パッチワークキルト」と表現していた。実際にドライバーたちは、フリー走行と予選を通じて、路面の凹凸やほこり、不安定なグリップ、剥がれた小石に悩まされた。

最も深刻な問題が発生したのは最終コーナーで、レーシングライン上のアスファルトが崩れ始めた。

ジョージ・ラッセルは厳しく批判した。

「コースの3分の1を再舗装しましたが、残念ながら、ひどい仕上がりです。本当に多くの凹凸があります。最終コーナーでは路面が崩れているため、ドライバーはコーナーの中央を走らざるを得ません。自分のラインを走ることができませんし、これは正常な状態ではありません」

オスカー・ピアストリも、部分的に補修された路面を批判した。

「路面の一部はかなり特殊です。特に、摩耗した箇所に帯状のアスファルトを敷いた新しい(補修された)区間はそう感じます」

この問題は金曜日のドライバーズ・ブリーフィングで取り上げられ、その後、レースディレクターのルイ・マルケスをはじめとするFIA関係者がサーキットを視察した。

夜間には、特にターン1で補修作業が行われた。

「2カ所を補修しました。ひとつはその区間内、もうひとつは追い越しを仕掛けるマシンが通る右側です」とFIA関係者は認めた。

しかし、ほかの場所で最も深刻に劣化していた区間については、ほとんど手が加えられなかった。

ドイツ誌『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、関係者は、同様の路面損傷によって赤旗中断と緊急補修を余儀なくされたモナコGPの再現を避けたいと考えているという。

ピレリも、粗くグリップの低い路面によってスライドが増え、決勝が進むにつれてタイヤ温度が上昇し、摩耗が進む可能性があると警告している。特に、ほかのマシンの後方を走る状況では、その影響が大きくなる可能性がある。

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