難しい新サーキットでのF1の初日は、多くの人が予想していたほどの混乱にはならなかった。
F2とF3ではマシンが炎上する事故を含めてアクシデントが相次いだが、F1ではアービッド・リンドブラッドのクラッシュを除き、比較的落ち着いた走行となった。
アストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーを務めるマイク・クラックは、各チームが意図的に慎重な走行を心がけていたと説明した。
「どのチームもドライバーに、慎重に走り、パーツとマシンを温存し、周回を重ねるよう伝えていたのは明らかです」
メルセデスのジョージ・ラッセルも同様の見方を示し、予選でドライバーたちがより限界に近い走りをするようになれば、コースの危険性が表面化するかもしれないと語った。
「ここがリスクの高いコースであることは間違いありませんし、おそらく全ドライバーが少し慎重になっていたと思います。明日どうなるか、見ていてください!」
それでもラッセルは、マドリンクに強烈な印象を受けた様子だった。
「なんてことでしょう。このサーキットはとんでもないですね」と口にする場面もあった。
さらに、ラッセルは次のように続けた。
「ここはモナコよりもミスが許される余地の少ないサーキットだと思います。単純にスピードが高いからです。モナコではウォールがもっと近いですが、スピードが低いので、ミスをしてもここほどすぐにウォールにぶつかるわけではありません」
一方、マックス・フェルスタッペンの反応は、それほど熱のこもったものではなかった。
「僕は市街地サーキットが好きではありませんし、それは今後も変わりません。僕はいつだってスパのようなコースの方が好きです。でも、ここはすべてがきちんと整えられていて、本当に良い仕事をしてくれたと思います。」
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