キャデラックが、経験豊富なバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスを起用したことを巡り、オランダ人レーシングドライバーのレンガー・ファン・デル・ザンデと、元F1ドライバーのヤン・ラマースの評価が分かれている。
F1復帰後に力強い走りを見せているペレスは、自身の今季のパフォーマンスを10点満点に近い出来だと評価している。
ただし、キャデラックの開発ペースについては疑問を呈している。
ボッタスは、ハンガリーGPでブレーキ火災に見舞われ、マシンを止めるために壁へ当てざるを得なかった。
「新しいフロントブレーキダクトは、この問題に対処し、再発を防ぐためのものでした。しかし、ブレーキに十分な空気が流れていないことは明らかです。マシンを止めるために、壁に当てるしかありませんでした」
ファン・デル・ザンデは『Ziggo Sport』に対し、こうしたトラブルは、キャデラックが今も経験豊富なドライバーを必要としている証拠だと語った。
「ブレーキが利かなくなっても、無線で不満を言わず、マシンを確実に止める。ボッタスのようなドライバーが必要です。状況を確認したら、家に帰り、次のレースへ気持ちを切り替えます」
また、キャデラックのテストドライバーであるコルトン・ハータのような若手を起用するのは、キャデラックが競争力を備えてからでよいとの考えを示した。
「あのマシンが速くなったら、コルトン・ハータか、その時に準備が整っているドライバーを乗せればいいのです」
これに対し、元F1ドライバーのラマースは、ボッタスとペレスには、新チームに必要なハングリー精神が感じられないと反論した。
「彼らはキャリアが長すぎて、もう野心も感じられません。失礼な言い方をすれば、彼らはただ年金の足しにしているだけです」
ラマースは、新チームには、物事を素早く理解して行動できる人材が必要だと続けた。
「家でスマートフォンを使い、3分かけて調べていたとします。その端末をさっと取り上げ、同じことを30秒で済ませてしまう。そんな人材が必要なのです。」
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