キャデラックF1のボッタスとペレス起用は正解か 経験重視も「野心が見えない」

2026年08月09日(日)17:00 pm

記事要約


・F1復帰後に好走する一方、開発ペースに疑問を呈するペレス

・トラブル時にも冷静に対処したボッタスを評価するファン・デル・ザンデ

・両者に野心が見えないと批判し、ハングリー精神を重視するラマース


キャデラックが、経験豊富なバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスを起用したことを巡り、オランダ人レーシングドライバーのレンガー・ファン・デル・ザンデと、元F1ドライバーのヤン・ラマースの評価が分かれている。

■ペレスは復帰後に好走、ボッタスはブレーキトラブル

F1復帰後に力強い走りを見せているペレスは、自身の今季のパフォーマンスを10点満点に近い出来だと評価している。

ただし、キャデラックの開発ペースについては疑問を呈している。

ボッタスは、ハンガリーGPでブレーキ火災に見舞われ、マシンを止めるために壁へ当てざるを得なかった。

「新しいフロントブレーキダクトは、この問題に対処し、再発を防ぐためのものでした。しかし、ブレーキに十分な空気が流れていないことは明らかです。マシンを止めるために、壁に当てるしかありませんでした」

■ファン・デル・ザンデ「今は経験豊富なドライバーが必要」

ファン・デル・ザンデは『Ziggo Sport』に対し、こうしたトラブルは、キャデラックが今も経験豊富なドライバーを必要としている証拠だと語った。

「ブレーキが利かなくなっても、無線で不満を言わず、マシンを確実に止める。ボッタスのようなドライバーが必要です。状況を確認したら、家に帰り、次のレースへ気持ちを切り替えます」

また、キャデラックのテストドライバーであるコルトン・ハータのような若手を起用するのは、キャデラックが競争力を備えてからでよいとの考えを示した。

「あのマシンが速くなったら、コルトン・ハータか、その時に準備が整っているドライバーを乗せればいいのです」

■ラマースは反論「もう野心が見えない」

これに対し、元F1ドライバーのラマースは、ボッタスとペレスには、新チームに必要なハングリー精神が感じられないと反論した。

「彼らはキャリアが長すぎて、もう野心も感じられません。失礼な言い方をすれば、彼らはただ年金の足しにしているだけです」

ラマースは、新チームには、物事を素早く理解して行動できる人材が必要だと続けた。

「家でスマートフォンを使い、3分かけて調べていたとします。その端末をさっと取り上げ、同じことを30秒で済ませてしまう。そんな人材が必要なのです。」

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