F1ラスベガスGP「約7950億円」請求の集団訴訟が「4億円超」で和解 初開催の“蓋”騒動決着へ

2026年08月20日(木)0:05 am

記事要約


・2023年ラスベガスGPの集団訴訟、約4億7,700万円超で和解

・FP1で水道バルブの蓋が外れ、観客は再開前に退場

・当初約7,950億円を請求、一部棄却後も審理が続き和解


■2023年の排水口カバー騒動を巡る訴訟で和解

F1ラスベガスGPと親会社のリバティ・メディアは、2023年の初開催時に起きた混乱を巡る集団訴訟について、300万ドル(約4億7,700万円)を超える和解金を支払うことで合意した。

※1ドル=159円(8月中旬の為替レート)で換算。300万ドルは約4億7,700万円

■初日のFP1で蓋が外れ、観客は再開前に退場

初日のフリー走行1回目(FP1)では、コース上の水道バルブの蓋が外れ、複数のマシンが損傷した。

このトラブルによって走行は約2時間半にわたって中断。その後、観客は会場から退場するよう求められ、再開されたセッションを見ることができなかった。

■1日券と3日間通し券の購入者が補償対象となる可能性

『Las Vegas Review-Journal(ラスベガス・レビュー・ジャーナル)』によると、初日のフリー走行のみを対象とした1日券、または3日間通し券を購入したファンは、補償を受けられる可能性がある。

リバティ・メディアとラスベガスGPは、今回の和解にあたり、いずれも責任を認めていない。

この訴訟では、2023年の提訴時に当初50億ドル(約7,950億円)の損害賠償を求めていた。

訴えの一部は2025年2月に棄却されたが、その後、訴状が修正されたことで審理が継続され、最終的に今回の和解に至った。

9月にマドリードで初開催されるスペインGPを主催するIFEMAマドリードのホセ・ビセンテ・デ・ロス・モソス執行委員会会長は、2023年のラスベガスGP初開催時の混乱を教訓に、同様の問題を避けるため、義務付けられていない事前テストの実施を自ら要請したと説明していた。

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