ハミルトン、マドリングの「コンプレッション」を問題視 主催者が示した解決策とは

2026年07月16日(木)7:00 am

記事要約


・フェラーリがF1チームとして初めてマドリングを実走

・ルクレールが壁に近い予選アタックの難しさを指摘

・主催者はラスベガス初開催の教訓を生かす姿勢


■フェラーリがマドリングで初のF1走行

ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールは、フェラーリがF1チームとして初めてマドリードの新グランプリサーキット「Madring(マドリング)」を走行した後、主催者に初の詳細なフィードバックを伝えた。

2人は、9月にマドリードで初開催されるスペインGPに先立ち、先週フィルミングデーで走行した。

スペインGPのディレクターを務めるルイス・ガルシア・アバドは、2人から寄せられた意見の一部を明かした。

ハミルトンが最も問題視したのは、サーキットで生じるコンプレッションだった。

「ハミルトンはコンプレッションに不満を示していました」とガルシア・アバドは明かした。

「私は、コンプレッションを避ける最善の方法は、少し速度を落とすことだと伝えました。そうすれば問題はありません」

■ルクレールは壁に近い予選アタックを警戒

一方、ルクレールは予選アタックでドライバーを待ち受ける難しさに注目した。

「ルクレールは、予選はすごいことになると話していました。本当に壁のすぐ近くを走ることになるからです」

ガルシア・アバドは、全長5.4km、全22コーナーで構成される半公道サーキットの特徴について説明した。

その中には、全長550m、最大24%のバンク角を備えたコーナー「La Monumental(ラ・モヌメンタル)」も含まれている。出口がまったく見えず、正面にはマドリードの空しか見えないため、全開では進入できないと語った。

「ラ・モヌメンタルには24%のバンクがついており、全開では走れません。出口が完全なブラインドで、目の前にはマドリードの空が広がり、その先のコースが見えなくなるからです」

■主催者はフェラーリの反応を前向きに受け止める

難易度の高いレイアウトではあるものの、ガルシア・アバドによれば、フェラーリの評価は前向きなものだった。

「2人は気に入っていました」とガルシア・アバドは語った。

「ただ、気に入るかどうかが重要なのではありません。サーキットの設計はFIA(国際自動車連盟)の承認を受けており、当初から全22コーナーを一つひとつ造り上げてきたのはF1自体です」

IFEMAマドリード執行委員会のホセ・ビセンテ・デ・ロス・モソス会長も、同サーキットでのF1初開催を前に、コースをテストすることの重要性を強調した。

「義務ではありませんが、私たちがテストの実施を要請しました」

さらに、デ・ロス・モソス会長は、2023年のラスベガスGP初開催時に起きたような問題を避けたい考えを示した。

「私たちは物事を正しく進め、起こり得るあらゆるミスから学ばなければなりません。そうすることで、2年目をさらに良いものにできるでしょう。」

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