レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ザントフォールトで行われた最後のF1オランダGPの決勝1周目に、ほぼ正面からウォール(壁)へ激突する大クラッシュを喫したものの、幸い無傷だった。
フェルスタッペンは、一部が濡れた路面で、バンクの付いた最終コーナーに差しかかった際にマシンのコントロールを失った。マシンは高速でウォールに激突し、パーツの一部がマーシャルのいる方向へ飛んでいった。
元F1ドライバーのギド・ヴァン・デル・ガルデは『Viaplay』に対し、衝撃の大きさを説明した。
「ものすごく激しいクラッシュです。時速270~280kmで、あのようにコンクリートウォールへほぼ正面から衝突したのですから、相当な衝撃です。幸い、彼は無事で、問題はありません。マックスのトレーナーと少し話しましたが、大丈夫だと言っていました」
フェルスタッペンは、規定のメディカルチェックを受けるため、メディカルセンターへ向かった。その後、レースの大半を見届けてからメディアの前に姿を見せた。
「レースを見たかったので、そのために少し時間を取っていました」
身体に影響はあったかと尋ねられると、「いいえ」とだけ答えた。
フェルスタッペンは、乾き始めたラインに近づいた際、マシンが予想外のタイミングで滑り出したと説明した。
「僕より内側のラインを走っていたドライバーも何人かいました。予想外のタイミングでマシンが突然滑り出し、その後はもう立て直すことができませんでした。最終的には僕のミスですが、奇妙な瞬間でした」
さらに、クラッシュについて次のように振り返った。
「かなり大きなクラッシュでしたが、これよりひどい経験もあります。こういうことは起こり得ます。不意を突かれました。あのコーナーはまだかなり濡れていて、乾いた部分が近づいてくるのが見えた瞬間に、『もうアクセルを全開にできる』と思いました。でも、明らかにうまくいきませんでした」
フェルスタッペンは週末を通して体調を崩していたが、日曜日には多少回復していたという。
「少なくとも体調はよくなっています。鼻はまだ詰まっていて、少しせきも残っています」
レッドブルF1のローラン・メキース代表は、フェルスタッペンがモンツァで行われる次戦イタリアGPに出場できる状態だと確認した。
「何より重要なのは、マックスが無事だということです。来週、再びマシンに乗ることができます」
一方、メキース代表は、レッドブルの全体的なペースには満足していなかった。
「夏休み前のレースと比べると、一歩後退したように見えます。セッションを重ねるごとに、ハンガリーGPやベルギーGP、オーストリアGPの時よりも厳しくなっていきました。そのため、状況を立て直すべく、難しい作業に取り組まなければなりません」
イザック・ハジャーの代役としてレッドブルに復帰したリアム・ローソンは、7位でポイントを獲得した。
メキース代表は、ローソンが1戦限りの起用に応えたことを評価した。
「1戦だけ、普段とは別のチームのマシンに乗るのは、決して簡単ではありません。彼はいい仕事をし、予選ではマックスにわずか0.1秒差まで迫りました」
ハジャーは、次戦イタリアGPで復帰する見通しとなっている。
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