「その状態では出場しない方がいい」MotoGP王者マルケスが手首負傷のハジャーに助言 F1オランダGP欠場の舞台裏

2026年08月26日(水)0:00 am

記事要約


・ハジャーは出場を望むも、マルケスの助言が欠場の決断を後押し

・ボクシングのトレーニング中に負傷したとみられ、手首に「ごく細いひび」と報道

・モンツァでの復帰を目指す一方、ドライバー交代は2027年の人事にも影響


イザック・ハジャーは手首を負傷しながらも、ザントフォールトで行われたF1オランダGPへの出場を望んでいたという。

しかし、MotoGP王者のマルク・マルケスから受けた助言が、欠場の決断を後押ししたようだ。

■マルケス「その状態では出場しない方がいい」

フランスのテレビ局『Canal Plus』のジャーナリスト、ジュリアン・フェブローによると、ハジャーとマルケスは同じ理学療法士であるカルロス・J・ガルシアのサポートを受けている。

ハジャーの負傷を知ったマルケスは、本人に連絡を取ったという。

「マルク・マルケスはハジャーに対し、今の体の状態では今週末のレースに出場しない方がいいと、はっきり助言しました」とフェブローは報じた。

■手首に「ごく細いひび」と報道

『Sky Deutschland(スカイ・ドイツ)』によると、ハジャーの手首の骨にはごく細いひびが入っており、ボクシングのトレーニング中に負傷したとみられている。

ハジャーは負傷した瞬間にはほとんど気づかず、問題が明らかになったのは翌朝だったという。

レッドブルF1のローラン・メキース代表は、今回の欠場について、大事を取った措置だと説明した。

「彼は走ることはできませんが、後ほどここに来る予定です。残念ですが、私たちは一切リスクを冒しません。彼はシーズン前半に本当にいい走りを見せてくれましたが、ここで危険を冒すつもりはありません。そのため、今回は欠場し、回復の機会を与えます」

■目標はモンツァでの復帰

今後は、ハジャーが約2週間後の次戦イタリアGPで復帰できるのか、それとも欠場がさらに長引くのかが焦点となる。

メキース代表は「現時点で何かを言うのは、まだ早すぎます」と強調した。

「しかし、私たちの目標は、イザックがモンツァでコックピットに戻ることです」

ハジャーはオランダGPの週末、ザントフォールトのレッドブルのガレージに姿を見せた。

■ドライバー交代が2027年の人事にも影響

ハジャーの代役はリアム・ローソンが務め、レッドブル復帰にも順応した。

一方、角田裕毅は一時的にレーシングブルズへ復帰した。

この一連の動きは、レッドブルの2027年ドライバー計画にも影響を及ぼしている。

レーシングブルズのピーター・バイエルCEOは、ローソンとアービッド・リンドブラッドがともに好調な走りを見せている一方、F2ランキング首位のニコラ・ツォロフもF1昇格を目指していると説明した。

「アービッドとリアムは、どちらも素晴らしい仕事をしています」とバイエルCEOは金曜日に語った。

「ニコラも同じく、F2で本当に素晴らしい仕事をしています。F1に向けた準備をさらに進めるため、来週はイモラでTPC(旧車テスト)を走ってもらう予定です」

「最終的に、来年のドライバーラインアップを決めるのはチーム代表のアラン(パーメイン)です。」


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