【F1】「僕も関わりたかった」サインツ、酷評浴びるマドリンク設計への関与を否定 追い抜き改善へ挙げた3つの候補
■サインツ、マドリンク設計への関与を否定
カルロス・サインツは、マドリードで初開催されたF1スペインGPが単調な展開となり、厳しい批判を受けていることについて、自身に責任はないと強調した。マドリンクのコースレイアウトは、自身が大会アンバサダーを務める契約にサインする前にすでに設計され、FIAの承認も受けていたという。
追い抜きが少なく、退屈なレースだったとの批判が相次ぐなか、元F1ドライバーのニコ・ロズベルグは日曜日、冗談交じりにこう語っていた。
「カルロス・サインツがアンバサダーなのだから、カルロス・サインツを批判しないといけませんね」
しかし、サインツは当初のサーキット設計には関わっていなかったと説明した。
「僕がアンバサダーを務める契約にサインした時には、コース設計はすでに終わっていて、FIAの承認も受けていました。僕も何らかの形で関わりたかったので、関与できなかったことが本当に悔しかったです」
■追い抜き改善へターン5、ターン1、ターン13を候補に
日曜日の決勝が追い抜きの少ない展開となったことを受け、主催者は今後、コースを変更する可能性が高いことを認めている。F1とFIAも改修に向けた協議に加わっている。
サインツは、明確な追い抜きポイントが1か所あれば十分かもしれないとの考えを示した。
「理想を言えば、まずターン5で何かできないか検討すべきだと思います。ターン5が難しければターン1、それも難しければターン13を検討すべきです。バクーやマカオのような優れた市街地サーキットでも、非常に長いストレートの先に追い抜きポイントが1か所だけというケースは多くあります。そうした追い抜きポイントを追加できる可能性があるのか、そして実現可能なのかを確認する必要があります」
サインツは、追い抜きの問題さえ改善できれば、初開催のイベントとしては成功だったと評価している。
「それが実現すれば、このサーキットにとって大きなプラスになります。初開催だったことを考えれば、それ以外の部分は成功だったと思います。サーキット自体も良く、街も魅力的で、運営もしっかりしていました。足りなかったのは追い抜きポイントだけです」
■シュトゥック、新設サーキットを評価
一方、元F1ドライバーのハンス・ヨアヒム・シュトゥックは『ServusTV』で、より寛容な見方を示した。
75歳のシュトゥックは、次のように語った。
「今でも新しいサーキットが造られていること自体が素晴らしいです。それは重要なことです。市街地サーキットは少し多すぎると思いますが、バンク付きコーナーは新しい試みでした。」




