アルピーヌF1チームのエグゼクティブ・アドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレは、フェラーリF1のフレデリック・バスール代表の去就を巡る臆測が続くなか、自身がフェラーリを率いる可能性を否定した。
イタリア紙『Corriere della Sera(コリエレ・デラ・セラ)』に、フェラーリから声がかかればうれしいかと問われた76歳のブリアトーレは、こう答えた。
「もう遅すぎます。フェラーリは誰もが恋人にしたい存在です。でも、私はマラネロに近づいたことは一度もありません。ずっと反対側の陣営にいました」
ブリアトーレは、再び厳しい目を向けられているバスール代表を擁護した。
「バスールの仕事は尊重されるべきです。どのチームにもミスはあります。でも、勝てるフェラーリはF1全体にとって財産です。私たちは皆、あの跳ね馬を応援しています」
一方、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールについては、2人をまとめる難しさを指摘した。
「私の知る限り、衝突しやすい組み合わせです。2人の偉大なドライバーを管理するのは簡単ではありません。マシンはチームのものだと全員に理解させなければなりません。責任感と集中力が必要です。私なら、片方のドライバーがもう一方を押し出すような場面は決して見たくありません」
アルピーヌについて、ブリアトーレはルノーがチームを売却する可能性はないと強調した。
「売却について話している人はうそをついています。アルピーヌとルノーはF1に残ることを望んでいます」
一方、少数株主のオトロ・キャピタル(Otro Capital)が保有する24%の株式については、売却の意向があると改めて説明した。
「買収する用意のある投資家は少なくとも7者います」
F1の成長に伴ってチームの商業価値も上がっているとし、「30億という数字でも、最低限の価値です」と述べた。
引退が遠くないと繰り返し示唆してきたブリアトーレだが、パドックを去ることを急いでいる様子はない。以前「2、3年でやめる」と話したことについて問われると、こう答えた。
「ええ、今では私も笑ってしまいます。」
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