アルピーヌのピエール・ガスリーとアルピーヌF1チームのエグゼクティブ・アドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレは、FIA(国際自動車連盟)の国際控訴裁判所(ICA)がガスリーへのペナルティを復活させ、F1モナコGPでの3位を取り消したものの、アルピーヌがこの問題をめぐる法的な争いをまだ終わらせていない可能性を示唆した。
ガスリーはイタリアGPでフランステレビ局『Canal Plus(カナル・プリュス)』に次のように語った。
「僕たちは結果を奪われました。これはここで終わりではないと思います。ピットレーンをどの速度で走っていたのかについては、僕はかなり明確にしていました。それでも、スポーツ面を超えた論点について、さまざまな解釈や争いがあり、法的な議論がオフィスで続いています」
「こうした出来事によってリザルトが決まってしまうのを見るのは悲しいです。コース上では僕たちは3位でフィニッシュしました」
ガスリーは、ここから先はアルピーヌが対応すると説明した。
「残りはチームに任せます。僕はコース上でできることをすべてやりました。今度はチームが必要なことをする番ですし、僕はチームを信頼しています」
この発言に先立ち、ブリアトーレはイタリアGPの金曜日に行われたFIAチーム代表記者会見で、ICAのフィリッポ・マルキーノ判事とマクラーレンに関係があるとされていることをめぐり、同判事の独立性に疑問を呈する強い発言をしていた。
ブリアトーレは次のように語った。
「私たちは審理の結果を受け入れます。非常に残念だったのは、判事の1人がマクラーレンと非常に良好な関係にあることを知ったことです」
アルピーヌがさらなる法的措置を検討しているのかと直接問われると、ブリアトーレはこう答えた。
「私たちはそれについて考えています。まずこの週末を終えて、その後で考えます。現時点では分かりません」
一方、マクラーレンF1代表のアンドレア・ステラは、控訴手続きが損なわれていたとの示唆を強く否定した。
「この記者会見がこのような方向に進んでいることは、マクラーレンに対して非常に侮辱的だと感じます。マクラーレンは大きな敬意を払われるに値するチームです。審理を含め、国際控訴裁判所でのすべての手続きは最高水準で行われました。今のような形で、この過程に疑問を呈するべきではありません」
FIAは、審理を担当した判事団について、必要な資格基準を満たし、FIA総会で選出された候補者の中から、独立した国際控訴裁判所の裁判長によって任命されたと説明している。
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