アルピーヌのピエール・ガスリーは、2026年F1シーズン最大級の驚きとなるポールポジションをモンツァで獲得した。しかし、元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、アルピーヌがこの結果を決勝での優勝につなげることは難しいとみている。
シューマッハはドイツの放送局『Sky Deutschland(スカイ・ドイチュラント)』で、予選前のアルピーヌは「本格的な優勝候補」とは考えられていなかっただけに、ガスリーの結果は特に予想外だったと語った。
「ガスリーは信じられないことを成し遂げました。彼が決勝で勝つかですか? いいえ」
シューマッハは、決勝距離を走るなかでタイヤのデグラデーション(性能低下)がアルピーヌの弱点として表れると考えている。
「通常の状況であれば、彼がレース全体を通してペースを維持できるとは思いません。単純に、タイヤが非常に早く摩耗するからです。ただ、実際にどうなるかは見てみましょう。ここはモンツァですし、何が起きても不思議ではありません」
一方、フラビオ・ブリアトーレは、さらに高い目標を掲げている。
「明日の決勝の目標ですか? 優勝です。夢を見たいのであれば、勝たなければなりません。夢を見ないのであれば、現実的な目標はトップ3かトップ4でフィニッシュすることです」
ブリアトーレは、エンストンを拠点とするチームにとって長期間遠ざかっていたポールポジションだけに、特別な意味があると語った。
「感情がこみ上げました。今ここで泣いたら大げさですが、心を動かされました。私たちは非常に競争力があり、トップまで0.1秒差でした。私はデビッド・サンチェスに『今日はポールを獲れると思う』と伝えました。そして、本当に獲得しました」
アルピーヌF1のマネージングディレクター スティーブ・ニールセンは、アルピーヌの低ドラッグ仕様とザントフォールトから導入されたアップグレードに加え、スリップストリームをうまく利用できたことが、今回の予想外の結果につながったと説明した。
「私たちのパッケージは空気抵抗がそれほど大きくないため、最高速の面で非常に大きな助けになります。したがって、明日の決勝で私たちをオーバーテイクするのは相当に難しくなるでしょう。それは気分がいいですね。」
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