「弔意なし」は事実と違う?マルコ博士、元レッドブルF1代表ホーナーに反論 WhatsAppの返信内容も報道
元レッドブルF1代表のクリスチャン・ホーナーが、元パートナーの死去に際し、ヘルムート・マルコ博士から弔意はなかったと主張したことに対し、マルコ博士が反論した。ドイツのF1専門サイト『F1-Insider.com』は、マルコ博士が弔意を伝えたとされるWhatsAppのやり取りを確認したと報じている。
■ホーナー「お悔やみの言葉さえなかった」
ホーナーはドイツの日曜紙『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンターク)』に対し、娘オリビアの母親でもある元パートナーのベバリー・アレンが、がんで亡くなった際、マルコ博士からお悔やみの言葉はなかったと主張した。
「お悔やみの言葉さえありませんでした。品のある振る舞いとは言えませんでした」
また、マルコ博士が自身の解任に向けて積極的に動いたとも批判した。
■訃報を知らせるメッセージから2時間29分後に返信
『F1-Insider.com』によると、ホーナーが午前1時53分にアレンの訃報を知らせるメッセージを送ったところ、2時間29分後の午前4時22分に、マルコ博士から返信があったという。
返信には「とても悲しいです。あなたのご家族とベバリーのご家族、そして特にオリビアに心を寄せています」と記されていた。さらに、オリビアに多くの力と愛情を送ると伝えていたという。
メッセージは「大きなハグを。ニコールとヘルムートより」と締めくくられていた。
ニコールはマルコ博士のパートナーで、2人の連名による弔意のメッセージだったという。
マルコ博士はドイツの放送局『RTL』と『Sky Sport』のインタビューでも、ホーナーに弔意を伝えたことを明言した。
「はっきりさせておきたいのは、がんで亡くなった彼の元パートナーについて、私は彼に文面で弔意を伝えていたということです。私にとって大切なのは、その点だけです」
■ホーナーの新著を批判 ベルガーはマルコ博士の実績を強調
マルコ博士は、ホーナーの新著『Drive(ドライブ)』も厳しく批判した。
「あれは事実ではない話の寄せ集めです。そのようなレベルの議論に踏み込むつもりはありません。特に、あれほど巨額の和解金を受け取った後なのですから、少しは忠誠心を示してもよかったはずです」
ホーナーとの交流を再開する考えがあるかと問われると、マルコ博士は次のように答えた。
「いいえ、実際のところ興味はありません。私自身、本を書く計画はありません。書けることはたくさんありますが、あのようなレベルにまで自分を落とすつもりはありません」
かつてレッドブルが初めて支援したモータースポーツ選手である元F1ドライバー、ゲルハルト・ベルガーも、この対立についてコメントを求められた。
ベルガーはオーストリア紙『Kronen Zeitung(クローネン・ツァイトゥング)』に対し、対立そのものへの言及を避けつつ、マルコ博士の実績を強調した。
「この件についてはコメントしたくありません。ヘルムートが何を成し遂げてきたかは、誰もが知っています。」
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