【F1バーレーンGP:予選Q1-Q2-Q3タイム/前車差】期待に応えた角田裕毅!完璧な一発アタックでQ3進出!レッドブルでついに初のトップ10入りを果たす!

2025年04月13日(日)3:26 am

現地時間2025年4月12日(土)、F1第4戦バーレーンGPの予選は気温26℃、路面温度31℃のコンディションで行われた。

●【2025F1第4戦バーレーンGP】結果・タイムスケジュール

■Q1:角田裕毅が最後のアタックでQ2進出!ローソンはQ1敗退

Q1ではランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイムを記録。2番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。

レッドブル・レーシングの角田裕毅は、それまでノータイムだったが、最後のアタックで14番手のタイムを記録し、見事Q2進出を果たした。

一方、姉妹チームのレーシングブルズでは、新人アイザック・ハジャーが10番手と健闘したが、リアム・ローソンは17番手に沈み、Q1敗退となった。

■Q2:フェルスタッペンと角田が揃ってQ3進出!ハジャーは敗退

Q2ではオスカー・ピアストリ(マクラーレン)がトップ、2番手にチームメイトのランド・ノリス、3番手にピエール・ガスリー(アルピーヌ)が入った。

レッドブル・レーシングのフェルスタッペンは8番手、角田裕毅は10番手で、2台揃ってQ3進出を決めた。ここでも角田裕毅は一発のアタックをしっかり決めてQ3進出を果たした。

レーシングブルズのハジャーは12番手でQ2敗退となった。

■Q2赤旗:オコンがクラッシュ、セッション一時中断

Q2序盤、エステバン・オコン(ハース)がターン3でクラッシュし、セッションは赤旗中断となった。

オコンは右側の縁石に乗った瞬間にマシンのバランスを崩してスピンし、リアからアウト側のバリアに激しく衝突。セッションは残り11分1秒のところで中断された。

■Q3:ピアストリがPP獲得!角田は10番手、レッドブル移籍後初のQ3進出

Q3では、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がポールポジションを獲得。2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。

レッドブル・レーシングのフェルスタッペンは7番手、角田裕毅は10番手で予選を終えた。角田にとってはレッドブル移籍後初のQ3進出であり、チーム内での存在感を示す結果となった。なお、フェルスタッペンと角田のタイム差は0.880秒だった。

しかし予選後、メルセデスの2台にペナルティが科せられたことで、スターティンググリッドは変動することになった。(詳細記事へ...)

一方で、予選中には別の混乱もあった。

■ヒュルケンベルグ、Q1の判定が遅れ16番手に

本来はQ1で敗退となるはずだったニコ・ヒュルケンベルグ(Kickザウバー)だったが、Q1のベストラップがトラックリミット違反と判断されたのはQ2進出後だったため、そのタイムは当初有効とされ、Q2では13番手のタイムを記録していた。

ところが、Q3セッション中に他のドライバーが走行している最中、ヒュルケンベルグのQ2のタイムが突然取り消され、Q2では最下位の15番手に修正された。さらにその後、Q1のベストラップも正式に取り消され、最終的には16番手となった。

■アルボンは“Q2進出扱い”に、しかしノータイムで15番手

一方、Q1で16番手とされ敗退していたアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は、ヒュルケンベルグの失格により繰り上がる形でQ2進出扱いとなった。
ただし、実際にはQ2を走行しておらず、ノータイムのまま15番手という結果が記録された。

●【F1バーレーンGP】F1-LIVE結果速報

■【F1バーレーンGP】予選結果

順位 車番 ドライバー マシン タイム差 前車差
1 81 ピアストリ マクラーレン 1:29.841
2 63 ラッセル* メルセデス +0.168 +0.168
3 39 ルクレール フェラーリ +0.334 +0.166
4 12 アントネッリ* メルセデス +0.372 +0.038
5 10 ガスリー アルピーヌ +0.375 +0.003
6 4 ノリス マクラーレン +0.426 +0.051
7 1 フェルスタッペン レッドブル +0.582 +0.156
8 55 サインツ ウィリアムズ +0.839 +0.257
9 44 ハミルトン フェラーリ +0.931 +0.092
10 22 角田裕毅 レッドブル +1.462 +0.531
Q2敗退(レポート)
11 7 ドゥーハン アルピーヌ 1:31.245 +0.017
12 6 ハジャー レーシングブルズ +0.817 +0.026
13 14 アロンソ アストンマーティン +1.432 +0.193
14 31 オコン ハース クラッシュ --
15 23 アルボン ウィリアムズ -- --
Q1敗退(レポート)
16 27 ヒュルケンベルグ* Kickザウバー +0.960 +0.027
17 30 ローソン レーシングブルズ +1.058 +0.125
18 5 ボルトレート Kickザウバー +1.079 +0.021
19 18 ストロール アストンマーティン +1.176 +0.097
20 87 ベアマン ハース +1.266 +0.090

・予選後、ラッセルとキミ・アントネッリに1グリッド降格ペナルティが科せられた。(F1バーレーンGP暫定スターティンググリッド)
・Q3中、ヒュルケンベルグのQ1ベストタイムがトラックリミット違反で取り消しとなり、13番手から16番手へ。アロンソ、オコン、アルボンが順位を上げた。

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