オリバー・ベアマンは、将来的にフェラーリのドライバーになることが目標だとしながらも、別のチームでより早く優勝争いやF1王座争いに加われるのであれば、フェラーリ・ドライバー・アカデミーを離れる可能性も排除しない考えを明らかにした。
ハースF1は、厳しいシーズンの中でも印象的な走りを見せている21歳のベアマンを残留させたい意向が強いとみられている。
その一方で、エステバン・オコンについては、2025年F2王者のレオナルド・フォルナローリ、またはフェラーリ育成ドライバーのラファエル・カマラと交代する可能性が取り沙汰されている。
フェルナンド・アロンソがいつまでF1参戦を続けるか決めていないことから、ベアマンはアストンマーティンの将来のドライバー候補としても名前が挙がっている。
アロンソのマネジメントにも関わるアルピーヌF1のアドバイザー、フラビオ・ブリアトーレは、今季終了後の去就については何も決まっていないと語った。
ブリアトーレはハンガリーGPで次のように述べた。
「フェルナンドはアストンマーティンで走っています。アストンマーティンは以前より前進したようですし、彼もチームに満足しています。現時点では、その件について話すことは何もありません。彼はアストンマーティンのドライバーであり、少なくとも今季終了まではアストンマーティンのドライバーです」
ベアマンは、2026年にルイス・ハミルトンが復調したことで、自身がフェラーリへ昇格する道筋が以前ほど単純ではなくなったと認めた。
ベアマンは、F1公式ポッドキャスト『Beyond The Grid』で次のように語った。
「もちろん、僕の将来という点では理想的ではありません。でも、僕はまだ21歳ですし、それほど急いではいません。僕にとって、当面ハースに残ることは悪いことではありません」
ただし、ベアマンは、ハースがより競争力のあるマシンを用意する必要があるとも強調した。
「メキシコGPなどで味わった好結果を、もう一度つかみたいです。僕が加入した最初の年は本当に良かったものの、その後は同じパフォーマンスを再現できずに苦しんだチームだと見られたくはありません。もう少しパフォーマンスを引き出し、再びしっかりポイントを獲得できればと思っています」
ベアマンは、フェラーリのドライバーになることが依然として第一の目標だとしながらも、何年も空席を待ち続ける考えはないと強調した。
「フェラーリは夢のチームです。いつかフェラーリのドライバーになるという目標は変わりません。ただ、シートが空くのを3年、4年、5年と待ち続けたくはありません。何の保証もありませんし、ドライバーとして最も力を発揮できる時期を無駄にしてしまう可能性があります」
「僕の究極の目標は、少し自分本位かもしれません。でも、それでいいんです。それが僕がここにいる理由です。僕はワールドチャンピオンの座を争いたいんです。どのチームであっても、その機会が得られるなら僕はつかみます。フェラーリでその機会を得られず、別のチームで戦うことになるのであれば、それは仕方のないことです」
アストンマーティンについて具体的に尋ねられると、ベアマンは次のように答えた。
「いつか彼らが非常に強いチームになると確信しています。ただ、現段階でアストンマーティンを移籍先として見ているわけではありません。」
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