F1中東2連戦、開催確認までにドライバーは何を語ったか 安全とイモラ代替案への思い
■カタールとアブダビの開催方針を確認、ドライバーたちの思い
2026年10月3日(土)、F1のステファノ・ドメニカリCEOは、カタールGPとアブダビGPを予定通り開催する方針を改めて示した。開催を巡る不透明な状況が続く中、セパンで取材に応じたドライバーたちは、安全面や代替候補のイモラについて、それぞれの考えを語っていた。
これに先立ち、『Sky Deutschland(スカイ・ドイツ)』は、カタールGPが11月27日から29日、シーズン最終戦のアブダビGPが12月4日から6日に予定通り開催されると報じていた。両GPが予定通り実施されれば、イモラでの代替開催は不要となる。
ただし、10月3日の『Sky Italia(スカイ・イタリア)』の記事では、情勢が悪化した場合に備え、イモラは引き続き代替開催に対応できる状態にあると伝えている。
以下は、ドメニカリCEOが開催方針を改めて示す前に報じられたドライバーたちの発言だ。取材当時の発言からは、最終決定がまだ伝えられていない様子がうかがえた。
シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、次のように語っていた。
「今後数週間で決定が下されることは分かっています。予定されている開催地よりも安全にレースができるなら、喜んでイモラへ行きます。」
■ラッセルとフェルスタッペンの見方
ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、F1とFIAを全面的に信頼しているとしながらも、予定通り中東でシーズンを終えることを望んでいた。
「できるだけ多くのレースに出場したいので、この2戦も開催することに賛成です。アブダビはいつも素晴らしいレースを見せてくれますし、シーズン最終戦として定着しています。」
紛争が解決しない限りF1は中東へ行くべきではないと以前発言していたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、バルテリ・ボッタスが示した12月のイモラ開催への懸念について、冗談を交えて語った。
「冬に行く場所としては、イモラより厳しいところもあります。税金も問題ではありません。払えばいいだけです。」
代替候補としてのイモラについて問われたアルピーヌのピエール・ガスリーは、「今後2週間ほどで分かるはずです。」と話した。
■ハミルトン、イランと国境を接するアゼルバイジャンGP開催を指摘
ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、取材の数日前に、イランと国境を接するアゼルバイジャンの首都バクーでF1が安全にレースを行ったことを指摘した。
イモラについては、次のように語った。
「走っていて素晴らしいコースです。ただ、残念ながら、そこでシーズン最終戦を行っても、あまり面白いレースにはならないでしょう。最近走りましたが、ストレートモードを使った直線区間では、路面の凹凸による振動が非常に大きかったです。
カタールとアブダビで何が起きているのか、今後どうなるのか、詳しいことは分かりません。なぜか誰も、イランのすぐ隣にあるアゼルバイジャンで最近レースをしたことには触れません。」
ハミルトンは最後に、中東での開催への願いを語った。
「中東でレースができることを願っています。現地に平和が訪れ、最後の2戦を開催できることを願っています。」
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