「マックスがフェラーリなら大差で優勝」ハジャー発言に反論相次ぐ ラルフはフェラーリF1代表の健康を懸念「辞めてしまうのでは」

2026年10月25日(日)12:38 pm

記事要約


・ラルフ・シューマッハ、バスール代表の体重減少と健康状態を懸念

・ハジャーの「フェラーリ最速説」にルクレールが強く反論、ハミルトンも否定

・フェラーリの新パーツによる改善幅はわずか、フェルスタッペンは論争をあおる質問に苦言


元F1ドライバーのラルフ・シューマッハが、フェラーリF1のフレデリック・バスール代表の健康状態に懸念を示した。体重の減少や心臓の問題に言及し、自身の推測としながらも、プレッシャーが続けば、バスール代表が健康を優先して辞任する可能性を懸念している。

■ラルフ・シューマッハ、バスール代表の健康状態に懸念

シューマッハは、ドイツのテレビ局『Sky Deutschland(スカイ・ドイツ)』に対し、バスール代表の外見の変化や最近のイベント欠席を受け、健康状態を心配していると語った。

「私は少し心配しています。フレッド・バスールは体重が9キロも減ったのです」

さらに、バスール代表がモナコで1日姿を見せなかったことにも言及した。
「彼はモナコで1日姿を見せず、心臓にも問題がありました。もちろん、健康でいてほしいと願っていますが、見た目にも変化が表れています」

シューマッハは、自身の推測であることを強調しつつ、バスール代表が健康上の理由でフェラーリを離れる可能性を懸念している。

「私が最も心配しているのは、彼が『この仕事よりも自分の健康の方が大切です。家族もいるのですから』と言って、辞めてしまうのではないかということです。年末までに何が起こるのか、見守るしかありません」

■ハジャーの「フェラーリ最速説」にルクレールが強く反論

一方、サーキットではフェラーリの競争力が議論の的となっている。

アメリカGPの舞台、オースティンで注目を集めたのは、レッドブルのイザック・ハジャーの発言だ。ハジャーは、現在最も速いマシンを持つのはレッドブルではなく、フェラーリだとの見方を示した。

シンガポールGPを引き合いに、チームメイトのマックス・フェルスタッペンについて、次のように語った。
「もしマックスがフェラーリに乗っていたら、もっと大きな差をつけて優勝していたと思います」

しかし、フェラーリのシャルル・ルクレールは、この見解を真っ向から否定した。
「そんなことを主張するなんて、まったくナンセンスです。彼がフェラーリのマシンの実力をほとんど知らないのと同じように、僕も彼のマシンの実力をほとんど知りません」

チームメイトで7度のF1世界王者であるルイス・ハミルトンも、より穏やかな表現ながら、ハジャーの見解に異を唱えた。
「レッドブルは最高のエンジンを作り上げました。今ではコーナーでも僕たちに匹敵する速さがあり、ストレートでは0.3~0.4秒速いのです」

■新型サイドポッド投入も、ハミルトンが語る改善幅はわずか

フェラーリはアメリカGPに、サイドポッドの形状変更を含むアップデートを投入した。

ただし、ハミルトンによれば、今回の改良によるパフォーマンスの向上はごくわずかだという。
「0.1秒にも満たないです。0.05秒くらいです」

■フェルスタッペン、論争をあおる質問に苦言

フェルスタッペンは、ハジャーの発言を巡る論争に皮肉交じりに反応した。
「なんて楽しい議論なんでしょうね」

さらに、次のように続けた。
「彼はどうでもいいことを気にしているんです」

その後は記者の質問の仕方に矛先を向け、直接苦言を呈した。
「こうした発言を、いちいち別のドライバーや別のチームに持ち込むべきではありません。放っておけばいい話なのに、あなたたちはいつも人と人との間に波風を立てようとしているんです」

フェルスタッペンは、実際に運転したことのないマシンの競争力を、外部から断定することはできないと強調した。
「フェラーリがどれほど優れているのかを判断することは不可能です。僕はあのマシンを運転したことがないのですから。だからこそ、こうした議論はまったくナンセンスなんです。」


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