F1カタールGP、公式観戦プランのホテルも「標的リスト」に 中東2戦に懸念、代替判断は11月10日が期限か
2026年11月05日(木)6:00 am
■カタールGPの公式観戦パッケージで案内されるホテルも標的候補に
イランのファルス通信が報復攻撃の標的リストとする一覧を公表し、F1と関わりのあるカタールのホテルが含まれていると報じられた。中東でのF1開催を巡り、新たな懸念が浮上している。
ファルス通信はこの一覧を「標的リスト」の更新版として掲載し、「アメリカまたはシオニスト政権が再びイランへの侵略に踏み切れば、ここに挙げた場所が標的になります」と記した。「シオニスト政権」は、同通信がイスラエルを指して用いた表現だ。
一覧に名前が挙がったカタールの複数のホテルはF1との関わりがあり、中にはカタールGPの公式観戦パッケージで宿泊先として案内されているホテルもあるという。
■F1は中東2戦の開催予定を維持
今回の報道の数日前、ヤマハは今週末のMotoGPカタールGPへの渡航を見送り、欠場を決めた。F1と同じくリバティ・メディア傘下にあるMotoGP側は安全性について説明していたが、ヤマハは独自の判断を下した。
F1は、11月29日決勝のカタールGPと12月6日決勝のアブダビGPを予定通り開催する方針を引き続き公に示している。一方、代替開催に向けて輸送などの手配を整えるために残された時間は、急速に少なくなっている。
イタリアのイモラで最終戦を代替開催する場合、承認の期限は11月10日だと各チームに伝えられたという。
■米当局者、中東の同盟国に備えを促す AP通信が報道
アメリカでは中間選挙が終わったばかりだ。選挙後にアメリカとイスラエルがイランへの大規模な攻撃を再開する可能性があるとの報道が続く中、中東2戦の開催を巡る判断は、とりわけ難しい時期を迎えている。
AP通信は、米当局者が中東の同盟国に対し、選挙後の対イラン攻撃再開とイラン側の報復の可能性に備えるよう非公式に警告していたと報じた。




