・先日のランビアーゼの将来的な離脱に続き、ハンナ・シュミッツもレッドブルを去る可能性がでてきた
・シュミッツは戦略担当責任者として冷静な判断でチームを勝利に何度も導いてきた
・主要人材の流出に揺れ動くレッドブルだが、メキース代表の今後のチームのかじ取りに注目が集まる
レッドブルではチーム内の混乱が収まる気配を見せない中、さらなる大物スタッフの離脱が現実味を帯びてきている。
オンラインニュースメディアの『f1-insider.com』は元メカニックのケニー・ハンドカマーの言葉を引用し、長年チーフストラテジスト(レース戦略担当責任者)を務めてきたハンナ・シュミッツが、次にレッドブルを去る可能性があると報じている。
ハンドカマーは自身のポッドキャストで次のように語った。
「レッドブルの衰退を見るのは非常に悲しいことです。
もし私がCEO(最高経営責任者)なら、この状況を徹底的に見直すでしょう。重要な人材が次々と去る、あるいは去ろうとしているわけですから。
ハンナ・シュミッツも離脱する可能性があるようですし、さらに他にも離脱候補がいるとの話もあります」
シュミッツはF1界屈指の戦略家として広く認知されており、これまでレッドブルの成功に大きく貢献してきた人物だ。過去にはマックス・フェルスタッペンも、ピットウォールでの彼女の冷静な判断力を称賛している。
もしシュミッツが離脱すれば、すでに報じられているエイドリアン・ニューウェイ、ジョナサン・ウィートリー、ロブ・マーシャル、ヘルムート・マルコ、さらには将来的にジャンピエロ・ランビアーゼといった主要人物の流出に続く形となる。
こうした経験豊富な人材の流出は、チームの安定性に対する新たな懸念を呼び起こしており、特にフェルスタッペン自身の将来についても憶測が絶えない状況だ。
また、2026年シーズン序盤の厳しいスタートを受け、ピエール・ワシェ率いる技術部門の方向性にも疑問の声が上がっている。
しかし元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースは、冷静な対応が必要だと指摘する。
「私は以前からワシェには疑問を持っていました。しかし昨年を振り返れば、正直に評価しなければなりません。ワシェの指揮下でチームは見事な復活を遂げました。それは彼の能力の高さを示しています」とアルバースはオランダの新聞、『De Telegraaf』に語った。
さらにアルバースは、チームの苦境を特定の個人の責任にすべきではないと強調した。
「今はローラン・メキースがチームを作り上げていかなければなりません。最も重要なのは、メディアが静観していることです。過度なプレッシャーをかけるべきではありませんし、再び浮上する機会を与えるべきです。」
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