・フェルスタッペンの去就が注目される中、来年以降もチームに残ると強調するラッセル
・互いに敬意を払いながら、チームのために戦う姿勢を示す
・トト・ウォルフが将来的に両ドライバーをオーストリア人で固める構想を持つ可能性があるとマルコ博士が示唆
ジョージ・ラッセルは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンの去就をめぐる憶測が高まっているものの、自身は2026年以降もメルセデスに残留する見通しだと強調した。
現在の契約では来季までしか正式に保証されていないものの、ラッセルは契約に含まれるパフォーマンス条項について問題になる可能性は低いと語る。
「目標を達成し、そのまま次へ進むだけです。ですから僕は来年もこのチームにいます。それ以上、言うことは特にありません。複数年契約を結んでいます。数年にわたって有効です。昨年も言った通り、この種の契約では仮に目標に届かなかったとしても、双方が満足していれば契約を延長するのが通例です。とはいえ、目標はかなりの確率で達成できると思っています」
今季序盤、ラッセルはチームメイトでありチャンピオンシップ首位に立つアンドレア・キミ・アントネッリと激しい争いを繰り広げている。アントネッリは開幕2戦目と3戦目でポール・トゥ・ウィンを達成している。
それでもラッセルは、チーム内の関係は安定していると断言する。
「僕たちの関係には特別な問題はありません。タイトル争いが問題になることもありません。2人で協力してメルセデスが首位をキープすることだけを考えています。まず第一に、チームは僕たちに100%同等のチャンスを与えてくれます。ニコ・ロズベルグの時からずっとそうでした。もちろん、チャンピオン争いが僕とキミの間で展開されることを望んでいますが、今は先を急ぎたくはありません」
マイアミGPに向けては、すでに課題改善に取り組んでいるという。
「以前話した通り、すべてのレースで最大限の結果を出したいと思っています。それにはスタートの改善も含まれます。現在まさにその点に取り組んでおり、手順にもいくつか変更を加えました」
一方のアントネッリも、タイトル争いを繰り広げているものの、チーム内の関係は良好だと語る。
「休みが長すぎました。早くレースに戻りたいです。ラッセルとの関係に変化はありません。良好な関係を築いています。僕たちは互いに深く敬意を払っています。ただ、僕が挑戦者になり得るのは明らかです。レースにもチャンピオンシップにも勝ちたい、それが目標です。これほど強力なマシンがある中で、僕たち2人には大きなチャンスがありますし、それを無駄にしたくはありません」
さらにアントネッリは、チームとしての大局的な目標も心得ていると付け加えた。
「僕たちにはそれぞれの目標はありますが、コンストラクターズ選手権を勝ち取るためにチームに貢献しなければならないことも理解しています。ラッセルとの関係は非常に良好で、シーズンを通してそれは変わらないと確信しています」
一方で、長年レッドブルF1の顧問を務めてきたヘルムート・マルコ博士は、トト・ウォルフ代表がすでに将来のメルセデスの両ドライバーをオーストリア人で固めるというドライバーラインアップ構築に動いている可能性があると考えている。
「そうですね。ゲルハルト・ベルガーの息子ヨハンと同様に、トトの息子ジャックはゴーカートで本物のスピードスターです。私はベルガーとは常に電話で連絡を取っています。」
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