・サロがバンコクで28針の重傷 一時は刺傷騒動に
・F1招致を目指すタイで警察も迅速に捜査
・サロは「バイク接触による事故」と故意の襲撃を否定「タイは安全な国」
元F1ドライバーのミカ・サロ(59)が、タイ・バンコク滞在中に足に深い傷を負い、28針を縫う重傷を負っていたことが分かった。一時は刃物による襲撃の可能性が報じられたが、現在は偶発的な事故だった可能性が高いとみられている。
サロはバンコク市内のホテル近くで横断歩道を渡っていた際、原動機付自転車が至近距離を通過した直後、脚に「軽い衝撃」を感じたという。その後、深い切り傷を負っていることが判明し、筋肉の縫合を含めて計28針の処置を受けた。
フィンランド紙『Ilta-Sanomat』の取材に対し、サロは「筋肉も縫合し、その上から皮膚も縫い合わせる必要がありました。全部で28針も縫いましたよ」と説明している。
この負傷を巡り、搬送先の医師が「鋭利な刃物による意図的な傷の可能性がある」と指摘したとさる。さらに同時期に周辺で類似の負傷者が複数確認されたとの情報も重なったことから、現地では刺傷事件の可能性が報じられた。
このため、フィンランド国内外のメディアでも大きく取り上げられ、タイ国内では観光イメージへの影響を懸念する声も上がった。
こうした報道が広がる中、バンコク警察は防犯カメラ(CCTV)の映像を確認するなど捜査を継続している。同様の負傷事例が複数寄せられていることもあり、当局は慎重に状況を調べているという。
サロは一部で報じられた「警察に連行された」との情報を否定し、「電話で事情を聞かれただけで、連行はされていません」と説明した。
その上で、タイ警察の対応については「防犯カメラの映像などもすぐに揃えてくれ、迅速で適切でした」と評価している。
その後、サロは取材に対し、当初は刺傷の可能性を懸念したとしつつも、「襲撃されたという感覚はありません」と述べ、事件性を否定した。
タイの放送局『PPTV』によると、サロは金品の被害がなかった点も踏まえ、「襲撃事件とは考えていません」と説明している。
現在は、走行していたバイクのナンバープレートなど硬い部分に接触したことによる偶発的な事故だった可能性が高いとの見方を示している。
サロは現在のタイの治安認識について「タイは今でも安全な国です」と述べており、近く再訪する意向を示している。
一連の経緯を受け、現時点では事件性よりも偶発的な事故である可能性が高いとの見方が強まっている。
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