6月6日(土)、2026年F1第6戦モナコGP(モンテカルロ市街地サーキット)の予選が行われ、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がポールポジションを獲得した。
予選Q3は気温23℃、路面温度34℃、湿度59%のドライコンディションで行われた。
アントネッリは最終アタックでタイムをまとめ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を0.043秒差で上回った。
2番手にはフェルスタッペン、3番手にはルイス・ハミルトン(フェラーリ)が続いた。シャルル・ルクレール(フェラーリ)は4番手。最終アタックではターン12でウォールに接触し、タイムを更新できなかった。地元モナコで、悔しさの残る予選結果となった。
ポールポジションを獲得したアントネッリは、予選後に喜びを語った。
「僕たちがマジックラップと呼ぶようなラップでした。すべてをまとめることができました。マックスとはとても接戦で、最初のアタックでは、マックスとの差はわずか0.001秒でした。昨日は少し苦しんでいましたが、今日は大きく改善できたので、チームには本当に感謝しています」
「今年で最も緊張感のある予選でした。感触は素晴らしかったですし、仕事をやり切ることができてうれしいです」
モナコの予選は、わずかなミスが大きな代償につながる特別なセッションだ。ガードレールに囲まれた市街地コースで、アントネッリは最後まで集中を切らさず、今季4回目、そして自身初となるモナコGPでのポールポジションを手にした。
2番手のフェルスタッペンは、ポールには届かなかったものの、フロントロー獲得を前向きに受け止めた。
「昨日の時点でフロントローと言われていたら、間違いなく受け入れていました。非常にポジティブですし、全体としてラップの出来にはとても満足しています」
「フロントローにいられることはうれしいですし、明日どうなるか見てみます。このマシンはスタートが複雑ですし、後ろにはスタートの良い2台がいます」
フェルスタッペンは予選後、マシンのスタートに不安があることも認めた。モナコでは抜きどころが限られるだけに、スタートと1コーナーまでの攻防が大きな意味を持つことになる。
3番手に入ったハミルトンは、まずアントネッリの走りを称えた。
「届くとは思っていませんでした。とても接戦でしたが、最後の数コーナーでうまくまとまりました」
「キミ、おめでとう。素晴らしい、素晴らしい仕事でした。ここ(モナコ)で初めてのポールを獲るのは、本当に特別です。僕たちにとっては厳しかったです。プラクティス(フリー走行)ではとても力強く見えていて、ほとんど何も変えていなかったのに、予選ではマシンがまったく違っていました。それでも、ここで走ることができる22人のドライバーのひとりでいられるのは、本当に光栄です」
「これだけ全車が接近しているのを見るのは素晴らしいことだと思います。今日は何かを失ってしまったので、その原因を突き止める必要があります」
ハミルトンは3番グリッドから決勝に臨む。フェラーリはルクレールが4番手に入り、2台が2列目を分け合う形となった。
その後方では、アイザック・ハジャー(レッドブル)とジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。さらにマクラーレン勢は4列目に並び、上位争いには届かなかった。
マクラーレンにとって今週末のモナコGPは、F1通算1,000戦目の節目となる。1966年のモナコGPでF1に初参戦してから60年、記念すべき一戦を迎えた。
昨年のモナコGPを制したランド・ノリス(マクラーレン)は、最終的にチームメイトのひとつ後ろとなる8番手にとどまった。決勝では、ポールシッターのアントネッリがスタートを守れるか、そして背後のフェルスタッペンとフェラーリ勢がどう仕掛けるかが大きな焦点となる。
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