ウィリアムズのカルロス・サインツは、物議を醸している2026年のF1レギュレーションについて、今後さらに良いものへと発展する可能性があるとみている。
一方、トップドライバーからは、エネルギーマネジメントを重視する現在のレースにおいて、ドライバーの技量がどこまで求められているのか、疑問の声も上がっている。
マックス・フェルスタッペンが最近指摘した問題のひとつは、現在のマシンには新人ドライバーでも比較的簡単に適応できるという点だ。
ブレーキング技術やコーナーへの進入といった、従来はドライバーの差につながっていた要素が、エネルギーマネジメントやボタン操作によるオーバーテイクによって薄れているという。
しかし、サインツは状況をそれほど単純には捉えていない。
「昨年のF1と今年のF1には大きな違いがあります」
サインツはスペインGPでそう語り、最近のレース内容を前向きに評価した。
「でも、ファンが嫌うようなF1ではありません。実際、ここ数戦は楽しいレースになっています」
ただし、サインツはレースの一部の要素について、ドライバー自身が依然として完全には納得していないことも認めた。
「僕たちドライバーは、ただボタンを押して相手を抜くという考え方には完全には納得していません。でも、少しずつ慣れてきています」
それでもサインツは、今後2シーズンでいくつかの変更が加えられれば、現在のレギュレーションは大きく改善するとみている。
「2027年と2028年にいくつか変更を加えれば、非常にエキサイティングなF1になる可能性があります」
さらにサインツは「ウィリアムズとアストンマーティンの両方が一歩前進して、僕たちがトップにもっと近づけることを願っています」と語り、所属するウィリアムズに加え、アストンマーティンの前進にも期待を示した。
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