F1専用撮影モード搭載!ライカが159万円のF1特別仕様カメラ発売 レーシングカーから着想を得た装備とは?
■F1とライカがライセンス提携!特別仕様のカメラ「Leica Q3 43 Formula 1 Edition」を発表、10月21日発売
F1とドイツのカメラメーカー「ライカ(Leica Camera)」は、ライセンスパートナーシップを締結し、特別仕様のカメラ「Leica Q3 43 Formula 1 Edition」を発表した。2026年10月21日から販売を開始し、日本での販売価格は159万5000円(税込)となる。
両ブランドは長年にわたり革新を追求してきた歴史を持ち、今回の特別モデルでは写真撮影とモーターレーシングの世界を融合。精密さ、チームワーク、職人技という共通の価値観を反映させた。
ライカとF1のエンジニアチームは、数カ月にわたって開発に取り組んだ。高性能カメラ「ライカQ3 43」をベースに、F1の世界観を取り入れたカーボンファイバー製パーツや専用アクセサリー、特別な撮影モードを採用している。
■F1の世界観を取り入れた特別デザイン
F1とライカは、卓越性、精密さ、勇気、そして完璧を追求する姿勢という共通の価値観を持っている。今回の特別モデルは、そうした高い基準を反映し、モータースポーツが生み出す魅力を職人の手によるデザインで表現している。
F1から着想を得たデザインには、レーシングカーのステアリングホイールを模した、滑りにくいブラックのマイクロベロア素材の外装を採用。カメラ本体のトッププレートとレンズキャップにはF1のロゴが配置されている。
さらに、ハンドグリップ、サムレスト、ソフトレリーズボタンには、ドイツで手作業によって製作されたカーボンファイバー製パーツを採用。精密な成形と丁寧な表面仕上げによって、モータースポーツとのつながりを表現している。カーボンファイバーは、ライカのカメラでは従来あまり使われてこなかった素材だが、軽量でありながら極めて高い剛性を持つことから、レーシングカーでは広く使用されている。
また、F1のロゴを象徴するレッドカラーを、ソフトレリーズボタンとサムレスト右側のファンクションボタンに採用した。レーシングカーのステアリングホイールで使われるシグナルカラーと同様に、視線を被写体から外さず、直感的かつ正確に操作できるよう配慮されている。
付属のロープストラップにもF1とライカの両ブランドのロゴがあしらわれ、カメラ本体からアクセサリーまで統一された特別仕様となっている。
■サーキットやパドックの雰囲気を再現する専用撮影モード
今回の特別モデルには、新たに開発されたライカ独自の「Leica Look『Formula 1』」が用意されている。モータースポーツの世界観に合わせて開発されたこの機能は、コントラストと彩度を高めることで、サーキットやパドックの臨場感を写真に捉えられるようにしたものだ。
この「Formula 1」ルックは、「Leica Q3 43 Formula 1 Edition」専用に開発された機能で、スマートフォン向けアプリ「Leica FOTOS」を使ってカメラ本体に転送し、インストールすることで利用できる。
撮影後の画像処理で効果を加えるのではなく、撮影時に適用できるため、ファインダーをのぞいた段階で仕上がりを確認できる。効果はJPEG画像に反映される。また、同アプリを使用することで、撮影した写真をスマートフォンへ転送し、そのまま共有することも可能だ。
■6000万画素フルサイズセンサーと43mmレンズを搭載
「Leica Q3 43 Formula 1 Edition」は、ライカの高性能コンパクトデジタルカメラ「ライカQ3 43」をベースに開発されており、基本的な撮影性能はそのまま引き継いでいる。
有効約6030万画素のフルサイズCMOSセンサーと、画像処理エンジン「マエストロIV」を搭載。6000万画素、3600万画素、1800万画素の3種類から記録解像度を選択できるトリプルレゾリューション技術に対応する。
レンズには、焦点距離43mm、開放F値2.0の「ライカ アポ・ズミクロンf2/43 ASPH.」を採用。人間の目が自然に捉える視点に近い画角を実現し、サーキットでの撮影から日常のスナップ撮影まで幅広い場面に対応する。
また、最高ISO100,000の広い感度域に対応しており、光量の少ないピットレーンや夜間の撮影にも対応。コントラスト検出、位相差検出、深度マッピングを組み合わせた高速ハイブリッドオートフォーカスも搭載している。動画撮影は最大8Kに対応する。
■専用カーボングリップも付属、ワイヤレス充電に対応
今回の特別モデルには、F1から着想を得た専用アクセサリーも用意されている。付属するワイヤレス充電対応ハンドグリップには、通常のレザー仕上げに代えてカーボン素材を採用。片手で撮影する際にも安定したグリップ感が得られるよう設計されている。
このハンドグリップはアルカスイス互換の三脚取り付け機構を備え、着脱も可能。対応するワイヤレス充電パッドを使用すれば、グリップを装着したままカメラを充電できる。
付属品には、キャリングストラップ、レンズフード、F1ロゴ入りレンズキャップ、サムレスト、ワイヤレス充電対応ハンドグリップ、ソフトレリーズボタン、バッテリー、USB-Cケーブルなどが含まれる。なお、充電セットは付属しておらず、別途用意する必要がある。
■10月21日発売、日本価格は159万5000円(税込)
「Leica Q3 43 Formula 1 Edition」は、2026年10月21日から、世界各地のライカストア、ライカ公式オンラインストア、および専門販売店で購入できる。
日本での販売価格は159万5000円(税込)。ライカカメラジャパン公式オンラインストアでは、購入・予約ともに1人1点までの制限が設けられている。在庫がなくなった場合は予約販売に切り替わるが、入荷数が限られているため、予約しても商品を届けられない可能性があるとしている。
また、購入後3カ月以内にライカアカウントへ製品登録することで、保証期間が12カ月延長されるサービスの対象となっている。製品の詳細は、ライカ公式製品ページで確認できる。