マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、物議を醸している2026年F1マシンを"モナコでは"評価する発言をしたが、誰もが好印象を持ったわけではない。
予選3番手に入った7度のF1世界王者ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、2度のF1世界王者フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)があらためて示した現行世代マシンへの批判に同調した。
「ここを走ってきたすべての世代(マシン)の中で、おそらく最も好きではない部類のマシンです」
ハミルトンは、過去の時代と比べてダウンフォースが少なく、タイヤ内圧が高く、メカニカルグリップも低いことを指摘した。
「2007年や2008年にここへ来たときのことを覚えていますが、あの頃はもっとずっとグリップがありました。当時の方が、もっと楽しかったです」
ハミルトンは、F1が数年前にひとつのピークを迎えていたと考えている。
「グリップという意味では、たぶん2020年頃が僕たちにとって一番良い時期だったと思います」
一方、最後方に沈んだアロンソは、モナコでこれまでの批判をさらに強めた。
「できることは何もありません」
「2030年までは、これでいくしかありません」
アロンソは、将来のエンジンやシャシー変更を巡る議論が続いていること自体が、現在のパッケージに対する不満が広く存在している証拠だと示唆した。
「来年に向けてエンジンを変える話をしていて、2030年に向けてレギュレーションを変える話もしています。それは、今のマシンに誰も満足していないということを物語っています」
「批判的なドライバーが声を大きく上げるかどうかは、それぞれの判断です。ただ、いずれにしても、2030年までは全員が同じマシンで戦うことになります。」