キミ・ライコネンの11歳の息子ロビンが、年内にもF1への大きな一歩を踏み出す可能性がある。
ロビンの名付け親で、ライコネン家と親交が深いジーノ・ロサートは、現在レッドブルのコンサルタントを務めている。そのロサートが、ロビンのF1ドライバー育成プログラム入りに向けて、複数の選択肢を検討していることを明らかにした。
オランダのザントフォールトでフィンランド紙『Ilta-Sanomat』の取材に応じたロサートは、ロビンを育成プログラムに加入させるため、すでに動き始めていると明かした。
「もちろんです。育成プログラムへの加入に向けて、すでに動いています。現在、いくつかの選択肢を検討しているところです」
フェラーリも候補のひとつになる可能性があるのかと問われると、ロサートは明言を避け、笑顔を見せた。
「それはお楽しみです。できれば今年、この件について大きなニュースを発表できればと思っています」
フェラーリに約30年間在籍し、長年にわたってライコネン家と親交を築いてきたロサートは、有名な名字を利用することではなく、ロビンに適した環境を見つけることが最優先だと強調した。
「名前を優先するのではなく、子どもにとって何が最善なのかを考えなければなりません。ライコネンという名前は扉を開いてくれます。ただ、その扉を開いたままにするためには、適切な育成プログラムに入り、適切な人たちのもとで成長できるようにしなければなりません」
ロビンはすでにカートで才能を示しているが、父キミと母ミントゥ・ライコネンは、息子の将来について慎重な姿勢を取っているという。
「キミはとても現実的です。『息子は次のセナだ』と言うような親ではありません。もし、ある時点でロビンが興味を失っている、あるいはうまくいっていないとキミが判断すれば、無理に続けさせることはないと思います」
それでも、ロサートは父キミと息子ロビンの間に、印象的な共通点があると感じている。
「彼は物静かです。本当に物静かです。そして速いです。朝から晩まで、頭の中はレースのことでいっぱいです。キミがそう思い込ませたわけではありません」
ロビンが順調に成長を続けた場合、F1までの道のりは、ほかの若手ドライバーと同様に段階を踏むことになるという。
「まず育成プログラムに入り、そこから少しずつ上がっていきます。F4、F3、F2、そしてF1です。ほかの皆と同じです。」
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