「絶対に気に入る」父ヨスが誘うラリー挑戦 F1王者フェルスタッペンが冒したくないリスク

2026年09月18日(金)20:52 pm

記事要約


・父ヨス、今冬にフランスの未舗装路でラリーカーを走らせる構想

・フェルスタッペン、父親になり危険に対する見方も変化

・レッドブルとの契約と2027年の日程が耐久レース挑戦を後押し


■父ヨス、今冬のラリーテストへ息子を誘う

ヨス・フェルスタッペンは、ラリーが息子のマックス・フェルスタッペンにぴったりの競技だと考え、今冬にラリーカーをテストするよう説得を試みている。しかし、4度のF1世界王者に輝いた息子は、リスクが高すぎると考えている。

『Play Sports(プレイ・スポーツ)』に語ったヨスは、自身が再びF1マシンのステアリングを握ることには興味がない一方、ラリーならではの難しさを楽しんでいると明かした。

「ラリーの難しさは、とにかくミスが許されないことだと思います。ミスをすれば、非常に大きな代償を払うことになります。それに、コ・ドライバーと力を合わせて走らなければなりません」

54歳のヨスは、そうした挑戦がマックスにとっても魅力的なものになると考えている。

「マックスにはとても向いていると思います。ただ、本人はまったく興味を持っていないんです。でも、一度でもやってみれば、きっと気に入ると思います。だから、冬の間に1日、フランスのどこかの未舗装路で、何人かと一緒にラリーカーを走らせようと誘っているところです。絶対に気に入ると確信しています」

■フェルスタッペン「そのリスクを冒す価値があるとは思えません」

しかし、レッドブルのフェルスタッペンは、ドイツ紙『Bild(ビルト)』に対し、活動の幅を広げるなかでも、ラリーに挑戦する可能性は低いと語った。

「格好いいですし、すごく楽しそうだと思います。でも、あまりにも危険だと思うんです。高速で走っているときに、たった一度でもミスをすれば、クルマごと木に激突してしまいます。そのリスクを冒す価値があるとは、どうしても思えません」

父親になったことで、そうした危険に対する見方も変わったという。

「もちろん、何かが起きる可能性はいつだってあります。このインタビューが終わって立ち上がった後に、バスにはねられるかもしれません。でも、ラリーでは常に危険がつきまといます」

■耐久レースへの挑戦は継続も、ラリーは別

ただし、フェルスタッペンがF1以外のレースへの挑戦から距離を置こうとしているわけではない。

レッドブルとの契約では、耐久レースへの参戦についても大きな自由が認められている。新たに確定した2027年のカレンダーでは、ニュルブルクリンク24時間レース、ル・マン24時間レース、スパ24時間レースといった主要レースにも、日程上は参戦できる余地がある。

「それも、僕がレッドブルとの契約を延長した理由の一つです。こうしたカテゴリーのレースに出場する機会を与えてくれます。今後も続けていきたいですが、僕自身が望む形でやる必要があります」

ただし、ラリーへの挑戦については、レッドブルもおそらく認めないだろうという。

「実際、僕がやりたいことについては、自由に決めさせてくれます。でも、ラリーの場合は、おそらく『それは認められない』と言うでしょう。」


【関連記事】
【F1】2027年カレンダー正式発表!日本&モナコで初スプリント、全10戦へ拡大 フェルスタッペンの耐久参戦にも追い風か
【動画】カオス!フェルスタッペン「何が起きているのか分からない」1周で64人抜き 最後尾から100人抜きの驚異の結末
【F1|アロンソの去就】フェルスタッペン「彼自身が決めなければ」 アロンソが異例の訴え「バッテリーの量だけで速さが決まってはいけない」
【レッドブルF1】逆転王座を否定、フェルスタッペンが訴える「マシン劣化」、メキース代表が認めた難題
【レッドブルF1】フェルスタッペン、移籍より「辞めることを真剣に考えた」残留の決め手とは
前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >