F1ドイツGP復活には高い壁、シュタイナー「政治と産業界の後押しが必要」

2026年07月12日(日)11:35 am

記事要約


・ドイツGP復活には政治と自動車業界の支援が不可欠

・開催を主導し、責任を担う中心人物が現時点で不在

・環境問題を巡る議論への懸念も復活の障壁となっている


■ドイツGP復活には政治と産業界の支援が必要

元ハースF1代表のギュンター・シュタイナーは、政治家と産業界の双方からより強い後押しがなければ、ドイツGPがF1カレンダーに復帰するのは難しいとの見方を示した。

ドイツでは、コロナ禍の影響を受けて2020年にニュルブルクリンクで開催されたアイフェルGPを最後に、F1世界選手権のグランプリは行われていない。

「産業界と政治が全面的に後押しする必要があります」とシュタイナーはドイツ紙『Bild』に語った。

「グランプリには多額の費用がかかります。しかし、プロフェッショナルに運営されれば、利益を出すこともできます」

■復活を主導する推進役が不在

現在、Tech3 MotoGPチームの共同オーナー兼CEOを務めるシュタイナーは、ドイツにはF1復活を主導する推進役が欠けているとみている。

「プロジェクトを本気で前に進める情熱を持った人々が必要です」とシュタイナーは述べた。

「しかし現時点では、その責任を引き受けようとする人がいるようには見えません」

61歳のシュタイナーは、ドイツの大手自動車メーカーからの支援も不可欠だと考えている。

「このプロジェクトには政治的支援が必要ですし、ドイツの自動車業界からの支援も必要です」とシュタイナーは語った。

「メルセデスやアウディのような企業にとって、その程度の金額は十分に負担できる額でしょう」

■モータースポーツと環境を巡る議論も障壁に

さらにシュタイナーは、モータースポーツを巡る社会的な議論も、新たな障壁になっていると付け加えた。

「本当の問題は、多くの人がモータースポーツや環境、その他のテーマを巡る議論をすぐに恐れてしまうことです。『今こそやるべきだ』と、はっきり言える人がいないのです」

シュタイナーは、ザクセンリンクで開催されるMotoGPドイツGPを前に、この見解を語った。

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