マックス・フェルスタッペンの将来をめぐる憶測が続き、レッドブルへの重圧が高まる中、父ヨス・フェルスタッペンが元F1ドライバーのマーティン・ブランドルに反論した。
ベテラン解説者のブランドルは、イギリスGPの開催地シルバーストンで、フェルスタッペン陣営がレッドブルの旧首脳陣による体制を崩壊させるうえで中心的な役割を果たしたとの見方を示した。
「彼らはレッドブルのマネジメント体制を潰そうとしていました」と、元F1ドライバーのブランドルは語った。
「そして、それを実にうまくやり遂げました」
この発言は、元レッドブルF1代表クリスチャン・ホーナー、アストンマーティンF1のチーム代表エイドリアン・ニューウェイ、アウディF1のチーム代表ジョナサン・ウィートリー、レッドブルF1の元アドバイザーであるヘルムート・マルコ博士が、相次いでチームを離れたことを受けたものだ。
さらにパドックでは、長年チーフエンジニアを務めてきたポール・モナハンがイギリスGPに姿を見せなかったことが注目され、退団するのではないかとの憶測も広がっている。
ヨス・フェルスタッペンは、ブランドルの発言を取り上げたInstagramの投稿に反応した。
「また一人、事情を分かっていると思い込んでいる愚か者が出てきました」とヨスは書き込んだ。
このやり取りは、レッドブルにとってまたしても厳しい週末となる中で起きた。
マックス・フェルスタッペンは予選後、RB22を「遅すぎる」と評し、日曜日のイギリスGP決勝を前に大幅な変更を施したうえで、ピットレーンスタートを選ぶ必要があるかもしれないと示唆した。
「理想を言えば、すべてを交換するか、すべてを見直したいです」と、4度のF1世界王者は語った。
「僕は迷信深いわけではありませんが、黒猫に出くわしたような気分です。今日は単純に恥ずかしく、ひどい一日でした。この状態で決勝に臨むのであれば、意味がありません」
フェルスタッペンについては、マクラーレンへの衝撃的な移籍説が引き続き浮上している。
その場合、オスカー・ピアストリが入れ替わる形でレッドブルへ移籍する可能性があるとの噂も出ている。
元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースは、両チームが互いに相手側のドライバーを探っているとみている。
「あの2チームは互いに探りを入れています」と、アルバースはスウェーデンの『Viaplay』に語った。
「マクラーレンF1CEOのザク・ブラウンがマックスに注目しているのと同じように、レッドブルもピアストリに探りを入れています」
アルバースはさらに、ピアストリのマネジャーで元レッドブルドライバーのマーク・ウェバーが、マクラーレンのモーターホームに以前ほど頻繁には姿を見せなくなっているとも主張した。
「現在の状況では、彼はチーム内でもモーターホームでも、もはやあまり歓迎されていません」とアルバースは語った。
しかし、フェルスタッペンは自身の将来をめぐる憶測をさらにあおることを避けた。
「もちろん、予選が一度悪かっただけで、あれこれ言うことはできません。それでは筋が通りませんから。ただ、オーストリアGPのような、もう少し良い週末がこれから訪れることを願っています」
それでも、2026年のタイトルを獲得できるとまだ信じているかと問われると、フェルスタッペンはこう答えた。
「そのことは、もう僕に聞かない方がいいですよ」
さらにフェルスタッペンは、ウインクしながらこう付け加えた。
「夏休みを楽しみにしています。でも、僕にとっては十分な長さではありません。」
●フェルスタッペン去就に新展開か、陣営がマルコ博士と水面下で会談
●ノリスは勝負歓迎「どのドライバーにも勝てる」フェルスタッペンのマクラーレン移籍説 ピアストリも動じず
●フェルスタッペンとレッドブルの関係は破綻か シューマッハ「チームへの信頼を失った」
TopNewsをフォロー・購読
|
|