アストンマーティン・ホンダがハンガリーGPで投入した大規模アップグレードに、チーム内で期待が高まっている。
マシンには、主要な空力エリアのほぼすべてに及ぶ16項目の変更が施された。マネージング・テクニカル・パートナー兼チーム代表のエイドリアン・ニューウェイは、開幕から続いた「完全な悪夢」に終止符を打てることを願っていると語った。
一方、フェルナンド・アロンソも新仕様のマシンについて「はるかに良くなった」と手応えを明かしている。
アストンマーティンは、ハンガリーGPで大規模な改良を施したマシンを投入した。
FIAへの提出書類には16項目に及ぶ変更が記載されており、マシンの主要な空力エリアのほぼすべてが見直されている。
ニューウェイ代表は、このアップグレードによって苦戦から脱却できるかと問われ、次のように語った。
「そうなってくれることを願っています。開幕からここまでの数戦は完全な悪夢でした。おっしゃるとおりです。少なくともポイントを獲得し、チームとしての評価を取り戻せることを願っています。それが当面の目標です。そして、そこからさらに前進していきたいと思っています」
アロンソはアップデートについて、開口一番「はるかに良くなった」と評価し、次のように手応えを語った。
「マシンはより安定し、運転しやすくなりました。コーナーではグリップをよりコントロールしやすくなっています。挙動も予測しやすくなりました。他のマシンと戦えると思います」
「もちろん、データをさらに分析して比較する必要はありますが、中団上位のマシンと比べて、コーナーで予想外の問題や大幅な遅れがあるとは思いません」
「僕たちの第一の目標は、もちろん中団のトップに立つことです。そのためにはシャシーだけでなく、ホンダのパワーユニット(PU)についても、まだ改善すべき部分があります」
また、来週45歳の誕生日を迎えるアロンソは、フリー走行1回目(FP1)で再発したホンダPUの振動についても、懸念する必要はないとの見方を示した。
「FP2までにはチームがほぼ解決してくれたと思います。明日(FP3)に向けて心配する必要はありません」
一方、チームメイトのランス・ストロールは、サスペンションのトラブルにより初日の走行を早々に終了した。
交換用部品が不足していたため、フリー走行2回目(FP2)までに修復できず、代替部品はファクトリーから夜間に空輸された。
アストンマーティン・ホンダのチームアンバサダーであるペドロ・デ・ラ・ロサは、次のように説明した。
「部品が不足していたため、ランスのマシンを時間内に修復できませんでした。しかし、土曜日には再びコースへ戻る予定です」
ニューウェイ代表は、古巣レッドブルで長年ともに働いた元チーム代表、クリスチャン・ホーナーの加入説についても言及した。
「クリスチャンに関する噂は何度も耳にしています。しかし、それ以上のことはコメントできません。私自身、その件について本当に何も知りません。言えるのは、現在の経営陣に非常に満足しているということだけです。多少の調整を行う可能性はありますが、現在のチームスタッフには非常に満足しています」
一方、7月23日(木)に、すでに2027年の契約があり、他チームへ移籍する考えはないと明かしたアロンソについては、明確に関係継続への期待を示した。
「もちろん、フェルナンドは素晴らしいドライバーです。フィードバック能力とドライビング能力の両面で、チームに非常に大きなものをもたらしてくれています。私たちにとって非常に重要な存在です。フェルナンドは私たちとの時間を楽しんでいると確信していますし、この関係はこれからも続いていくと信じています。」
【関連記事】
●【アストンマーティン・ホンダ】フロントからリアまで大刷新 AMR26に16カ所の大型アップデート/F1ハンガリーGP
●【ホンダF1】「これまでとは異なる現象」アストンマーティン大型アップデート初日に新たなPU振動
●【アストンマーティン・ホンダ】大型アップデートで今季初Q2進出 アロンソの予想を超え4秒超の差が2秒台へ
TopNewsをフォロー・購読