レッドブルは、トム・マッカローが2027年初めに新たなレースエンジニアリング責任者としてチームに加わることを発表した。マッカローは、マクラーレンへの移籍を控えるジャンピエロ・ランビアーゼの後任になると以前から報じられていた。
「私たちは、2027年初めにトムをチームへ迎えられることをうれしく思っています。彼が豊富な経験と専門知識をこの役職にもたらしてくれることを楽しみにしています」とレッドブルは声明で述べた。
その一方で、レッドブルは、マックス・フェルスタッペンがイタリアGPで今季最大級のサプライズを起こす可能性にも期待を高めている。
元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースは、オランダ紙『De Telegraaf(デ・テレグラーフ)』に対し、低ダウンフォースが求められるモンツァの特性はRB22に特に適しているとの見方を示した。
「基本的に、イタリアGPの週末がどうなるかを予測するのは、ほとんど不可能です。しかし、マックスならレッドブルで十分に勝負できると確信しています。彼らは低ダウンフォースのサーキットで驚くほど強いです」
フェルスタッペンは、ストレートでの速さが重要になるスパでも競争力を発揮していた。
「マックスのマシンはストレートで速いので、イタリアGPでも競争力を発揮できると思います。モンツァで2026年シーズン最大級のサプライズを起こせるでしょう」
アルバースは、選手権首位のアンドレア・キミ・アントネッリが、新しいパワーユニット(PU)コンポーネントの投入によりグリッド降格ペナルティを受けることにも言及した。
「私の見方では、モンツァでマックスには十分なチャンスがあると思います。アントネッリが新たなPUコンポーネントの投入によるペナルティを消化しなければならないことも、その理由のひとつです」
ただし、モンツァ以降はフェルスタッペンのタイトル挑戦がさらに厳しくなると、アルバースは予想している。
「おそらく、メルセデスのキミ・アントネッリとマクラーレンのランド・ノリスによる一騎打ちになるでしょう」
ノリスはハンガリーGPとオランダGPで2連勝を飾り、好調を維持したままモンツァを迎える。しかし、マクラーレンは、直近2戦とは性格が大きく異なるモンツァで勢力図が変わる可能性があるとみている。
マクラーレンの応用エンジニアリング担当テクニカルディレクターを務めるニール・ホールディは、モンツァについて次のように語った。
「ここ数戦、私たちが速いマシンを持っていたことは分かっていますが、決して当然とは考えていません。ここは直近に走ったサーキットとは大きく異なります。ハンガリーやオランダで見られたものと同じ勢力図になるとは限りません」
マクラーレンは、ハンガリーでテストした「Hウイング」を、イタリアGPのレース週末で初めて使用することも発表した。これは、「マカレナ」と呼ばれる回転式リアウイングコンセプトのマクラーレン版にあたる。
「今週末は、競争力を発揮するために必要なパーツを持ち込みました。新しい低ドラッグ仕様のリアウイングに加え、私たちのHウイングもレース週末で初めて使用します」とホールディは説明した。
チームによると、「Hウイング」という名称は、2010年に登場した「Fダクト」への意図的なオマージュだという。今回は、リアウイングに表示されているエティハド航空のブランド名から「H」を取っている。
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