【F1】フェルスタッペンとノリス、目指す「ル・マン参戦」と「若手育成」 同じ情熱、異なる2人の“自分流”とは

2026年09月21日(月)15:44 pm

記事要約


・フェルスタッペン、フォーミュラカーの育成チーム運営には関心なし

・若手を支援しながら、耐久レースを中心に独自の活動を展開

・ル・マンなどへの参戦は「本当に優勝を狙える体制」が条件


■フェルスタッペン、ノリス型の育成チームには関心なし

マックス・フェルスタッペンは、ランド・ノリスのようにフォーミュラカーのジュニアチームを本格的に運営することには関心がなく、自身のモータースポーツ活動は耐久レースを中心に展開したいと語った。

ノリスは最近、F4からF3、さらにはF2への参戦も視野に入れた「LN4 Fusion(LN4フュージョン)」若手ドライバーの育成とF1昇格を支援するための新しいレーシングチーム(ジュニア・シングルシーター組織)を立ち上げた。

しかし、フェルスタッペンはスウェーデンの『Viaplay(ヴィアプレイ)』に対し、自身の目指す方向は異なると語った。

「僕自身は、フォーミュラカテゴリーでチームを運営したいとは思っていません。彼(ノリス)には投資家もいますが、僕はすべて自分で手がけています。意思決定を自分の手に残しておきたいからです」

「自分が望むやり方で進めたいです」

■若手を支援してもチーム運営までは望まず

フェルスタッペンは、フォーミュラカーのジュニアチームを本格的に運営しなくても、若手ドライバーの成長を手助けすることには満足しているという。

「この分野での僕の情熱は、どちらかといえば耐久レースにあります。ドライバーをトップまで導くのはいいと思いますが、そのためにレーシングチームまで率いたいとは思いません」

フェルスタッペンは現在もドリース・ファン・ランゲンドンクら若手ドライバーを支援しており、クリス・ルルハムはすでにシムレース※からフェルスタッペンのGTプログラムへとステップアップしている。

※シムレースチーム:レーシングシミュレーターを使い、オンライン上のレースやeスポーツ大会に参戦するチーム。実車に近い車両挙動やコース環境を再現して競う。

「耐久レースでは、長年レースを続けてきた経験豊富なドライバーと仕事をします。そこに、できればシムレース出身の若い才能も加えたいです。僕はそれが好きです。素晴らしいメンバーを集めて、成功を目指せるからです」

■ル・マン参戦は「勝てる可能性」が条件

一方、F1以外の活動をめぐっては、ノリスとフェルスタッペンの目標に共通点もある。マクラーレンF1のノリスは、ザク・ブラウンCEOが計画している大規模なプログラムの一環として、来年のル・マン24時間レースに参戦する可能性が報じられている。

しかし、その報道はフェルスタッペンの耳には届いていなかった。

「僕はそれほどニュースを読まないのですが、そうなのですか? 気持ちは分かります。僕も参戦したいですから」

フェルスタッペン自身が参戦できるかどうかは、2027年のF1カレンダーとの日程調整次第となる。先日発表された2027年のF1カレンダーは、ル・マン24時間レースやニュルブルクリンク、スパでの耐久レースの日程とは重なっていない。

フェルスタッペンは、F1の日程が許せば、これらのレースに出場したいと語っている。

「もちろん、参戦できれば素晴らしいです。ただ、出るなら自分のやり方で参戦したいです」

本当に優勝を狙える体制でなければ参戦しないという意味かと尋ねられると、フェルスタッペンは次のように答えた。

「はい。そうでなければ参戦しません。」


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