元ハースF1代表のギュンター・シュタイナーは、政治家と産業界の双方からより強い後押しがなければ、ドイツGPがF1カレンダーに復帰するのは難しいとの見方を示した。
ドイツでは、コロナ禍の影響を受けて2020年にニュルブルクリンクで開催されたアイフェルGPを最後に、F1世界選手権のグランプリは行われていない。
「産業界と政治が全面的に後押しする必要があります」とシュタイナーはドイツ紙『Bild』に語った。
「グランプリには多額の費用がかかります。しかし、プロフェッショナルに運営されれば、利益を出すこともできます」
現在、Tech3 MotoGPチームの共同オーナー兼CEOを務めるシュタイナーは、ドイツにはF1復活を主導する推進役が欠けているとみている。
「プロジェクトを本気で前に進める情熱を持った人々が必要です」とシュタイナーは述べた。
「しかし現時点では、その責任を引き受けようとする人がいるようには見えません」
61歳のシュタイナーは、ドイツの大手自動車メーカーからの支援も不可欠だと考えている。
「このプロジェクトには政治的支援が必要ですし、ドイツの自動車業界からの支援も必要です」とシュタイナーは語った。
「メルセデスやアウディのような企業にとって、その程度の金額は十分に負担できる額でしょう」
さらにシュタイナーは、モータースポーツを巡る社会的な議論も、新たな障壁になっていると付け加えた。
「本当の問題は、多くの人がモータースポーツや環境、その他のテーマを巡る議論をすぐに恐れてしまうことです。『今こそやるべきだ』と、はっきり言える人がいないのです」
シュタイナーは、ザクセンリンクで開催されるMotoGPドイツGPを前に、この見解を語った。
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