アストンマーティンのフェルナンド・アロンソの2027年以降の去就が不透明ななか、F1のステファノ・ドメニカリCEOは、アロンソに現役を続けるよう自ら説得する考えを明らかにした。
アロンソはイタリアGP後、今週末に母国スペインのマドリードで行われるスペインGPで、2027年の去就を発表する可能性があるかと問われ、「ありません」とだけ答えた。
アストンマーティン・ホンダも、45歳のアロンソの今後について、結論を急ぐ必要はないとの姿勢を示している。
その一方で、マドリードでスペインメディアの取材に応じたドメニカリCEOは、アロンソがF1で走り続けることを強く望んでいると語った。
「フェルナンドとは話をしました。彼とは非常に、非常に良い関係にありますし、それが続くことを心から願っています。私は彼にF1に残るよう説得するつもりです。あらためて言うまでもありませんが、私にとって彼は信じられないほど素晴らしいドライバーだからです」
アロンソは、2026年のレギュレーションによって変化したF1のあり方を繰り返し批判してきた。しかしドメニカリCEOは、アロンソの将来を左右する大きな要因は、レギュレーションそのものよりも、アストンマーティン・ホンダの競争力の問題があるのではないかとみている。
「私は、レギュレーションよりもマシンの方が大きな要因だと思っています。ただ、いずれにしても、それはあくまで私の意見です。アストンマーティンのプロジェクトが、エンジンも含めて十分な競争力を備え、世界王者であるフェルナンドにふさわしいものを提供できるようになることを心から願っています」
かつてフェラーリでアロンソとともに戦ったドメニカリCEOは、アロンソとウィリアムズのカルロス・サインツの存在が、スペインのF1人気を支えるうえで極めて重要な存在だとも強調した。
「彼らは私たちのアンバサダーであり、スペインを代表して世界中を回っています。私たちには、彼らのような象徴的な存在と、その個性が必要です。どの国でもそうですが、彼らには若い世代を引きつける力があるからです」
さらにドメニカリCEOは、アロンソが最終的にF1ドライバーとしてのキャリアに終止符を打ったとしても、F1との深い関わりは続いていくとの考えを示した。
「フェルナンドは、これからも常に私たちのファミリーの一員です。彼がレースをやめると決断するとき、それを決めるのは彼自身であり、ほかの誰でもありません。」
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