キャデラックF1のテストドライバーを務めるコルトン・ハータのF1参戦への道が、厳しさを増している。F2で思うような結果を残せないなか、スーパーライセンス取得に向けた貴重な走行機会となったモンツァでも、トラブルに見舞われた。
ハータにとって、モンツァは厳しい週末となった。
F2ではフリー走行中にクラッシュを喫し、日曜日のフィーチャーレースでもリタイア。さらに、F1イタリアGPのFP1にキャデラックから出走したものの、油圧系のトラブルが発生し、走行時間の大半を失った。
特に大きな痛手となったのが、F1のFP1で発生したトラブルだ。スーパーライセンスポイントを1ポイント獲得するために必要な100kmを走り切ることができなかった。
今後のキャデラックでの走行予定について、ハータはドイツの『f1-insider.com』に次のように語った。
「まだ具体的なことは何も発表されていません。モンツァのフリー走行で早々に走行を切り上げることになり、当然ながら僕たちの計画に狂いが生じました。現時点では、あと1回のセッションが予定されています」
残る1回のセッションでスーパーライセンス取得に必要な条件を満たせるのかと問われると、ハータは厳しい見通しを示した。
「それでは足りないと思います。僕が把握している限りでは、スーパーライセンスポイントがあと2ポイント必要です」
残るセッションで100kmを走破して1ポイントを獲得しても、それだけでは必要なポイント数に届かないことになる。
スーパーライセンスポイントの獲得を目指すハータだが、F2でも必要なポイントの確保につながる成績を十分に残せていない。
26歳のハータは、思うような結果を残せない現状へのいら立ちを口にした。
「ほぼすべての面で僕たちには速さが足りていません。それをもどかしく感じています。結果が出ないのは悔しいですし、必要なペースを引き出すのが難しい状況です」
一方、2026年シーズン終了後の計画について問われたハータは、今後の状況を見極める必要があるとしながらも、F2にもう1年参戦することには関心がないと明言した。
「今後どうなるのか、様子を見る必要があると思います。ただ、F2でもう1年走ることには関心がありません。」
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