ハースF1小松代表、「フェラーリのBチーム」を否定 カマラ起用は独自判断
■「ドライバーは私たち自身で選ぶ」
ハースF1の小松礼雄代表は、ハースがフェラーリの事実上のBチームになりつつあるとの見方を否定した。オリバー・ベアマンに加え、2027年からラファエル・カマラが加入することで、フェラーリとのつながりが注目されている。
カマラは2027年からの複数年契約をすでに結んでいる。一方、ベアマンの続投は正式には発表されていないものの、小松代表は残留を望む姿勢を明確にした。
イギリスの放送局『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』から、カマラの加入でフェラーリのジュニアチームという印象が強まるのではないかと問われ、小松代表はきっぱりと否定した。
「フェラーリとの協力関係によって、同社の育成ドライバーを候補にできます。ただ、フェラーリから『アヤオ、オリーはフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)の選手でシートが必要だから、起用してくれないか』とか、『ラファ(カマラ)はF2で王者になりそうで、ぜひF1に進ませたいから、起用してくれないか』と圧力をかけられたことは、一度もありません」
小松代表は、フェラーリとの協力関係があっても、ドライバーの選考はハースが独自に行っていると強調した。
「ドライバーは、私とチームオーナーのジーン・ハースが完全に自分たちで選んでいます。彼らはハースのドライバーです。フェラーリの誰かを起用しなければならない義務も、圧力もありません。ですから、フェラーリのBチームという話は、そもそも成り立ちません」
■まず倒すべき相手はチームメイト
とはいえ、カマラとベアマンの組み合わせは、イタリア・マラネロのフェラーリでも注目を集めることになりそうだ。2人とも将来のフェラーリの候補とみられており、ルイス・ハミルトンがいつまでも在籍し続けるとは考えにくいからだ。
それでも小松代表は、2人がまず目指すべきなのは、互いに勝ち、自分の能力を最大限に発揮することだと考えている。
「F1は、全体が非常に厳しい競争の場です。ですから、最初に倒すべき相手はチームメイトです。ラファもオリーも、信じられないほど速いドライバーです」
■ベアマンの続投発表は「時間の問題」
ベアマンの2027年の去就について、小松代表は、正式発表はまだないものの、ハースとしては続投を望んでいると改めて強調した。
「時間の問題ですが、私が決められることではありません。私たちの目標は、来年も彼と一緒に仕事を続けることです。」
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