サインツ、アントネッリの無線「バカ」発言に苦言 GPDA理事として示した見解とは

2026年07月21日(火)17:00 pm

記事要約


・サインツ、無線で「バカ」と発言したアントネッリに苦言

・GPDA理事として、ドライバー間の侮辱を問題視

・ドメニカリCEOは若い世代を引きつけるアントネッリの魅力を評価


ベルギーGPの金曜フリー走行で、ウィリアムズのカルロス・サインツと、ドライバーズ選手権首位に立つメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが、走行を巡って対立した。

この件について、サインツはアントネッリに「少し落ち着くべきだ」と苦言を呈した。

アントネッリは、サインツに自身のアタックラップを妨害されたと考えたが、サインツはアントネッリが過剰に反応したとの見方を示した。

■サインツ「ライバルを侮辱すべきではない」

サインツは、当時の状況について次のように語った。

「今のF1では、後ろのドライバーが望む通りにきっちり進路を空けなければ、ウイングが開いていてダウンフォースが足りないため、相手はうまくコーナーを曲がれないということなのでしょう。彼は、僕がもっとうまく進路を空けられたはずだと感じたのかもしれません。それでも、無線で僕のことを『バカ』呼ばわりすべきではないと思います」

■GPDA理事として苦言「もう少し落ち着くべき」

また、サインツは、F1ドライバーが公の場で互いを侮辱する行為は避けるべきだとの考えを示した。

GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の理事も務めるサインツは、次のように付け加えた。

「ライバルを侮辱することはルールに反していると思います。ですから、彼は少し落ち着くべきです」

■冷静なアントネッリが見せた意外な一面

タイトル争いで躍進を続ける19歳のアントネッリは、これまで冷静で親しみやすい人柄として知られていただけに、今回見せた感情的な反応は一部で驚きをもって受け止められた。

一方、F1の最高経営責任者(CEO)を務めるステファノ・ドメニカリは、アントネッリの親しみやすい人柄が、若い世代をF1に引きつけていると語った。

ベルギーGPの舞台であるスパ・フランコルシャンで、イタリアの衛星放送局『Sky Italia(スカイ・イタリア)』に応じたドメニカリCEOは、次のように語った。

「私は誇り高きイタリア人です。F1でイタリア勢が主導的な役割を果たしている姿を見るのは、とてもうれしいことです。キミが若い世代に与えている影響は明らかです。彼の新鮮さや自然体な振る舞い、そして成功を素直に受け止める姿勢が、新しいファンを引きつけています。」

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