ハジャー、正式な警告にとどまる 裁定に「正しい判断」、警備改善も要望/F1メキシコシティGP
2026年11月03日(火)6:00 am
■無断で腕を回した男性を押し返す
レッドブルのイザック・ハジャーが、メキシコシティGPのパドックで来場者を押し返した件で、正式な警告を受けた。
FIA(国際自動車連盟)は、来場者が「攻撃的」な形でハジャーのパーソナルスペースに踏み込んだことも認め、処分は警告にとどまった。
ハジャーは、自撮りをしようと無断で腕を回してきた成人男性を押し返す映像が拡散した後、スチュワードに呼び出された。
スチュワードは、ハジャーが手のひらで男性を押した行為は、厳密にはFIA国際モータースポーツ競技規則に違反すると判断した。一方で、処分を軽減する複数の事情を挙げた。
裁定文では「ドライバーは、別の人物による一方的でかなり攻撃的な行動に反応していました」と説明されている。
また、ハジャーがフリー走行1回目(FP1)に遅れそうだったこと、周囲の警備が不十分だったこと、男性が同意なくハジャーのパーソナルスペースに入ったことも考慮された。
■ハジャーは裁定を歓迎、警備体制の改善を要望
ハジャーは、スチュワードの裁定を歓迎した。
「正しい判断をしてくれて、うれしいです。スチュワードと話し、僕の立場を理解してもらえました。ですから、公平な判断だと思います」
再発防止に向け、警備体制の改善を求める考えも示した。
「次回は、警備をもう少ししっかりしてくれる人が必要です。僕自身が警備まで担わなければならない状況にはしたくありません」
■子どもと大人のファンへの対応を区別
ハジャーは、子どもと大人のファンでは対応が異なると説明した。
「子どもなら、僕が写真を撮りたい気分でなくても応じます。ただ、もう大人の男性なら、僕のスペースに踏み込まないでください」
「僕は仕事に向かっているんです。これはリアリティー番組ではありません」
今回の出来事に先立ち、マックス・フェルスタッペンも最近、パドックが「動物園」のようになっていると不満を示していた。




