「2台を同じ状態にしないと」オコンに再び“マシン差”問題 2027年シート争いの最中、モンツァで何が?

2026年09月09日(水)0:05 am

記事要約


・ADUOを活用した新仕様PUはベアマンに投入、オコンは旧仕様を使用

・旧仕様PUに加え、空力面でもダウンフォース不足に苦戦

・ベアマン車では最新空力パッケージが機能、2台を同じ状態にする必要性を強調


エステバン・オコンは、以前から訴えてきた自身のマシンとチームメイトのオリバー・ベアマンのマシンとの差が、F1イタリアGPの舞台モンツァで再び表面化したと明かした。2027年の1つのシートをめぐってほかの4人のドライバーと争うなか、厳しいタイミングで問題が再発した形だ。

■オコンは旧仕様PU、問題は「エンジンだけではない」

オコンは予選で16番手にとどまった。ハースに1基しかなかった、ADUO(追加開発・アップグレード機会)を活用したフェラーリの新仕様パワーユニット(PU)は予選12番手のベアマンに投入され、オコンは旧仕様PUを使用している。

しかし、オコンによれば、問題はエンジンだけではないという。

「2台のマシンには違いがありました。エンジンだけでなく、空力面でも違いがありました。僕たちは常に一貫性を見いだすことに苦労していますが、今週末は特に僕の側のガレージでそれが目立っていました」

オコンによると、ハースは一晩で変更できるほぼすべての部分に手を加え、フリー走行3回目(FP3)でも再び調整を施したものの、原因を特定することはできなかった。

「問題の原因は見つかりませんでした。予選でもまだ残っていました。膨大な作業をしたにもかかわらず、最終的には何の成果も得られませんでした。残念です」

■最大の問題はダウンフォース不足

オコンは、最大の問題はダウンフォースの低下だと説明した。

「今もダウンフォースの低下に悩まされています。週末の初めからずっと、その問題に対処しなければなりませんでした。エンジンについても同様ですが、それが不利になることは分かっていました」

この状況は、2027年のシート争いが激しくなっているオコンにとって、さらに厳しいものとなっている。ハースF1の小松礼雄代表は、オコンが2027年の1つのシートをめぐり、平川亮、ジャック・ドゥーハン、レオナルド・フォルナローリ、ラファエル・カマラと争っていることを明らかにしている。

■ベアマン車ではアップデートが機能

それでもオコンは、ハースの最新空力パッケージがベアマンのマシンで機能している兆候については、前向きに受け止めている。

「アップデートがオリーのマシンでは機能しているようなので、チーム全体にとってうれしいことです。とても心強いです。僕たちはただ、2台のマシンを同じ状態にしなければなりません。」


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