エステバン・オコンは、以前から訴えてきた自身のマシンとチームメイトのオリバー・ベアマンのマシンとの差が、F1イタリアGPの舞台モンツァで再び表面化したと明かした。2027年の1つのシートをめぐってほかの4人のドライバーと争うなか、厳しいタイミングで問題が再発した形だ。
オコンは予選で16番手にとどまった。ハースに1基しかなかった、ADUO(追加開発・アップグレード機会)を活用したフェラーリの新仕様パワーユニット(PU)は予選12番手のベアマンに投入され、オコンは旧仕様PUを使用している。
しかし、オコンによれば、問題はエンジンだけではないという。
「2台のマシンには違いがありました。エンジンだけでなく、空力面でも違いがありました。僕たちは常に一貫性を見いだすことに苦労していますが、今週末は特に僕の側のガレージでそれが目立っていました」
オコンによると、ハースは一晩で変更できるほぼすべての部分に手を加え、フリー走行3回目(FP3)でも再び調整を施したものの、原因を特定することはできなかった。
「問題の原因は見つかりませんでした。予選でもまだ残っていました。膨大な作業をしたにもかかわらず、最終的には何の成果も得られませんでした。残念です」
オコンは、最大の問題はダウンフォースの低下だと説明した。
「今もダウンフォースの低下に悩まされています。週末の初めからずっと、その問題に対処しなければなりませんでした。エンジンについても同様ですが、それが不利になることは分かっていました」
この状況は、2027年のシート争いが激しくなっているオコンにとって、さらに厳しいものとなっている。ハースF1の小松礼雄代表は、オコンが2027年の1つのシートをめぐり、平川亮、ジャック・ドゥーハン、レオナルド・フォルナローリ、ラファエル・カマラと争っていることを明らかにしている。
それでもオコンは、ハースの最新空力パッケージがベアマンのマシンで機能している兆候については、前向きに受け止めている。
「アップデートがオリーのマシンでは機能しているようなので、チーム全体にとってうれしいことです。とても心強いです。僕たちはただ、2台のマシンを同じ状態にしなければなりません。」
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