「マシンを壊すサーキットだ」F1初開催マドリングに懸念高まる F3で赤旗19回、何が起きる?

2026年09月10日(木)0:05 am

記事要約


・ボウルズ代表、マドリングのF3テスト結果に懸念

・赤旗19回、シャシーの破損3件とサスペンションの破損6件

・ドメニカリCEO、準備完了が最後の最後になる可能性を認める


ウィリアムズF1のジェームス・ボウルズ代表が、F1スペインGPの新たな舞台となるマドリングについて懸念を示した。カルロス・サインツも、オーバーテイクが難しくなる可能性を指摘し、初開催後すぐに評価を固めるのではなく、改善に向けて辛抱強く見守る必要があると訴えている。

■F3テストのデータにボウルズ代表が懸念

初のF1開催を目前に控えるなか、ボウルズ代表が注目したのは、最近マドリングで行われたFIA F3のテストで得られたデータだった。

ボウルズ代表は、特にバンク区間でマシンとシステムにかかる負荷を懸念している。

「私たちは、バンクで4秒半にわたってGがかかり続けることに驚きました。これはマシンだけでなく、システムにとっても課題になります。現在のF1カレンダーには、これに似たものはありません」

マドリングでは、大きなバンク角を備えた区間が新コースの特徴のひとつとなっている。

■赤旗19回、マシンの破損も相次ぐ

さらにボウルズ代表が懸念したのが、F3テストで相次いだマシンの破損だった。

「F3のテストでは赤旗が19回出て、シャシーが3台、サスペンションが6基破損しました」

そして、新コースの厳しさについてこう続けた。

「もちろん、彼らはF3ドライバーです。とはいえ、ここはマシンを壊しかねないサーキットです。何が起きるのか興味深いですね」

F3は8月24日と25日の2日間、F1に先駆けてマドリングで公式テストを実施していた。

■ドメニカリCEO「完璧ではない」

F1のステファノ・ドメニカリCEOも、イタリアのモンツァで報道陣に対してマドリードの状況に言及した。

「次の日曜日にはマドリードでレースがあります。新しいコースで、ほぼ準備は整っています。一部は最後の瞬間までかかるでしょう。完璧ではありませんが、改善の余地は常にあります」

初開催を目前に控え、ドライバーへの負荷やマシンの耐久性、そして実際のレースでオーバーテイクがどこまで可能なのか。マドリングは多くの未知数を抱えたまま、最初のF1週末を迎える。


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