ルノー、F1エンジン開発の再開を否定 アルピーヌはメルセデスPU継続へ

2026年07月13日(月)9:47 am

記事要約


・FIAが2031年以降のV8エンジン案を検討

・プロボストCEOがルノーPU復活を否定

・アルピーヌ復調の要因としてメルセデスPUを評価


■ルノー、アルピーヌ向けF1エンジンの復活を否定

ルノーは、2031年からのV8エンジン復活に向けた機運が高まる中でも、アルピーヌ向けのF1エンジンプログラムを再開する考えはないと明言した。

FIA(国際自動車連盟)は、ハイブリッド要素を抑えたV8エンジンを中心とする、よりシンプルなエンジン規則の策定に向けて動いている。

これを受け、一部の自動車メーカーがエンジンサプライヤーとしてF1に再参入する可能性も取り沙汰されている。

しかし、ルノーCEOのフランソワ・プロボストは、昨年決定したF1エンジン開発からの撤退を覆す考えはないとした。

「不確実な状況によって、チームや関係者全員を混乱させたくはありません」とプロボストCEOは『Reuters(ロイター)』に語った。

「現在の方針は明確です。(ルノーが)F1向けエンジンを開発することはありません」

■FIAは2031年以降のV8案を検討

F1では、2031年以降のパワーユニット(PU)規則をめぐり、よりシンプルで低コストな方向性が議論されている。

その中心にあるのが、現在よりもハイブリッド比率を抑えたV8エンジン案だ。

この流れを受け、かつてF1エンジンを手がけていたメーカーの再参入にも注目が集まっている。

ただし、プロボストCEOの発言により、ルノーがこの流れに加わる可能性は低いことがあらためて示された。

また、この発言は、アルピーヌが今後もメルセデス製PUを軸にチーム再建を進める姿勢を示すものとなった。

■プロボストCEO、メルセデス製PUが今季復調のきっかけと評価

プロボストCEOはむしろ、アルピーヌがカスタマーチームとしてメルセデス製PUに切り替えたことを、チーム復調の重要な要因だと評価している。

「私たちにはメルセデス製エンジンがあり、それは優れたエンジンです」とプロボストCEOは語った。

「今年の私たちの復調を促す明確なきっかけになっています。」

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