キミ・ライコネンの11歳の息子ロビン・ライコネンが、2027年からレッドブルの育成プログラム「レッドブル・ジュニア・チーム」に加入することが正式に決まった。
レッドブル・レーシングは9月9日、愛称「Ace(エース)」として知られるロビンの加入を正式発表。F1イタリアGPが行われたモンツァでは、すでに加入が近いと報じられていた。
正式発表に先立ち、フィンランドのカート界で活動するユッシ・コフタラは、ロビンとレッドブルの契約について、双方にメリットのある「ウィンウィン」の関係になるとの見方を示していた。
レッドブルによると、ロビンは幼い頃からカートに参戦し、国内外のRotax(ロータックス)やWSKの選手権で実績を残している。
レッドブルF1のローラン・メキース代表は、ロビンについて次のように評価した。
「ロビンはすでにカートで並外れた能力を示しています。スピード、レースクラフト、そして天性の才能によって、同年代で最も有望な若手ドライバーの一人として頭角を現しています」
「私たちの目標は、不必要なプレッシャーをかけることなく、一歩ずつ彼を育成していくことです。モータースポーツの道のりは長く、彼がその可能性を最大限に発揮できるよう、必要な時間、サポート、リソースを提供していきます」
父キミ・ライコネンも、息子の正式加入を喜んだ。
「ロビンがレッドブル・ジュニア・チームの一員としてレーシングキャリアをさらに進める機会を得たことを、家族全員でとてもうれしく思っています」
「レッドブルのジュニアチームは長年にわたって素晴らしい成功を収めてきました。卒業生にはセバスチャン・ベッテルやマックス・フェルスタッペンをはじめ、多くのドライバーがいます。ロビンは大きな敬意を持ってこの名門プログラムに加わり、レッドブルから寄せられた信頼に応えられるよう全力を尽くします」
コフタラ・スポーツを立ち上げた元カートレーサーのコフタラは、正式発表前にフィンランド紙『Ilta-Sanomat』に対し、11歳というロビンの年齢でも、このような契約は珍しいものではないと語っていた。
「この契約は珍しいものではありません。トップクラスのドライバーは通常、11歳から15歳の間にスカウトされています」
コフタラは、F1チームが有望な若手を早い段階から確保しようとしていると説明した。
「今のF1チームは、才能のある若手や、将来的に双方にメリットのある関係を築ける選手を見つけようと懸命になっています」
さらにコフタラは、「ライコネン」という名前も重要な要素になるとの見方を示していた。
「『ライコネン』という名前は、もちろん大きなブランドです。父子ともにカートでかなりの成功を収めています。もしそうした合意に至れば、双方にとってウィンウィンの関係になる可能性があります」
コフタラがこう語った後、ロビンのレッドブル・ジュニア・チーム加入は正式に発表された。
レッドブルの育成プログラムからはこれまで、ともに4度のF1ワールドチャンピオンに輝いたセバスチャン・ベッテルやマックス・フェルスタッペンをはじめ、多くのトップドライバーが輩出されている。
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