「僕のマシンに乗ってみて」フェルスタッペンがCOTA責任者に反論 F1アメリカGPの激しい凹凸にノリスも頭痛薬を服用

2026年10月27日(火)15:30 pm

記事要約


・フェルスタッペン、路面の凹凸への懸念を軽視したCOTA責任者に反論

・身体への深刻な影響を明かす ノリスも毎セッション前に頭痛薬を服用

・FIAは改善策を協議、フェルスタッペンは路面の基礎からの改修を要求


■路面は「非常に良い状態」とする責任者に反論

レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、オースティンの激しい路面の凹凸への懸念を軽視したサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)の責任者、ボビー・エプスタインに反論した。

アメリカGPのプロモーターであるエプスタインは、米スポーツ専門局『ESPN』に対し、ターン1付近の1カ所のくぼみを除けば、路面は全体的に「非常に良い状態です」と説明。フェルスタッペンも実際に走れば、思ったより良いと感じるかもしれないと示唆していた。

しかし、実際に走行したフェルスタッペンの評価は違った。スウェーデンの配信サービス『Viaplay』に対し、次のように語った。

「それなら、僕のマシンに乗ってみてほしいです。5周以内には、もう走りたくないと言って降りてくるでしょうね」

フェルスタッペンによれば、問題はターン1だけでなく、ターン19や、ターン4から5にかけての高速区間にも及んでいるという。

「この路面の凹凸は普通ではありません」

■身体への影響を告白、ノリスも頭痛薬を服用

フェルスタッペンは、身体への深刻な影響も明かした。

「何度か画像検査を受けましたが、腰の辺りにある一部の椎間板は、もう残っていないのが分かります。ターン1とターン19の手前では、凹凸を通過する前にシートから体を浮かせています。そうしないと、とても耐えられません。薬を飲んで、何とかしのいでいます」

ほかのドライバーも同様の懸念を示している。現F1世界王者であるマクラーレンのランド・ノリスも、毎セッション前に頭痛薬を服用していると語った。

「ターン19はかなりひどいです。僕たちはF1で走っているのですから、何か対策を取れるはずだと思います」

GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の理事を務めるウィリアムズのカルロス・サインツは、最も大きな凹凸について「FIA(国際自動車連盟)の基準を満たしていると判断すべきではありませんでした」と指摘した。

アルピーヌのピエール・ガスリーも、オースティンは自身の記憶にある限り、最も路面が荒れたF1サーキットだと評した。

一方、異論を唱えた中心人物は、フェラーリのルイス・ハミルトンだった。

「みんな不満を言っていますが、僕は41歳でも背中は何ともありません」と冗談を交え、次のように語った。

「確かに凹凸はありますが、問題ないと思います」

■FIAが改善策を協議、フェルスタッペンは基礎からの改修を要求

オースティンからの報道によれば、FIAはドライバーズミーティングを受けて訴えを重く受け止め、今後の開催に向けてどのような改善が可能か協議しているという。

フェルスタッペンは、路面の部分的な補修だけでは、もはや不十分だと訴えた。

「路面のさらに下まで調べる必要があります。最終的には、FIAとF1がこの問題にもっと厳しく対応すべきだと思います。路面を掘り起こして、その下にしっかりとした基礎を造らなければなりません。」

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