「アルゼンチン人だから降格」BBC人気車番組の元司会者が冗談 アルピーヌF1が声明、コラピントを全面支持
■国籍を巡る発言にアルピーヌが声明
アルピーヌは、『Top Gear(トップ・ギア)』の元司会者ジェレミー・クラークソンが、フランコ・コラピントの国籍を冗談の題材にしたことを受け、その発言はチームの価値観に合わないとする声明を発表した。
クラークソンはアルピーヌを長年支持し、イギリスのオックスフォードシャーで営む農業事業を通じて、エンストンに拠点を置く同チームと商業面で協力してきた。アメリカGPではオースティンにチームのゲストとして招かれ、予選前にイギリスの放送局『Sky(スカイ)』に出演した。
コラピントには、パワーユニット(PU)の構成部品交換による10グリッド降格ペナルティが科されていた。これについてクラークソンは、国籍を理由にした冗談を口にした。
「フランコはアルゼンチン人だからグリッド降格ペナルティを受けたんです。たぶんそうでしょう。まあ、私ならその理由でペナルティを科します」
■2014年のアルゼンチンでの撮影にも言及
クラークソンは続けて、2014年に『Top Gear』の撮影でアルゼンチンを訪れた際の騒動にも言及した。当時、撮影車両のナンバープレートがフォークランド紛争を暗示していると一部の地元住民に受け取られ、抗議が起きたことを受けて、クラークソンと制作陣は現地から退避していた。
その後、アルピーヌはクラークソンを名指しせずに声明を発表した。
「オースティンでチームのゲストが先日のテレビインタビューで述べた内容は把握しています。これらは個人的な見解であり、思いやりと敬意を大切にするチームの価値観に沿うものではないことを、改めて強調します。フランコは私たちのドライバーであり、私たちは彼を全面的に支持しています」
■マネージャーも強く批判
コラピントのマネージャーを務めるジェイミー・キャンベル・ウォルターは、さらに強い言葉で批判した。
「フランコの国籍に関するジェレミー・クラークソンの発言は、到底容認できません。誰の発言であろうと、冗談のつもりだったとしても、F1でこのような発言は許されません。フランコと彼を応援する人々は、このような扱いを受けるべきではありません。」




