ハータ、2027年のF1昇格に可能性 キャデラックCEOが認める、ボッタスのペースが課題

2026年10月28日(水)14:50 pm

記事要約


・キャデラックのトーリスCEOが2027年のハータ起用の可能性を認めた

・ボッタスのレースペースについてチーム内で話し合っている

・オコンにはアストンマーティンのリザーブ候補との報道がある


■ハータ起用には「常に可能性」

キャデラックのダン・トーリスCEOは、バルテリ・ボッタスのパフォーマンスに疑問の声が強まる中、コルトン・ハータが2027年にレギュラーシートを得る可能性は残っていると認めた。

キャデラックF1の新代表、マルチン・ブドコフスキーは、アメリカGPが開催されたオースティンで、2027年のドライバーラインアップについて明言を避けていた。ボッタスとセルジオ・ペレスは、いずれも長期契約での加入が発表されている。

トーリスCEOは、アメリカのモータースポーツ専門メディア『RACER(レーサー)』に対し、さらに踏み込んだ発言をし、ボッタスの最近のレースペースについてチーム内で話し合っていると明かした。

「もちろん、チェコとバルテリとは契約がありますし、2人の働きを高く評価しています。ただ、バルテリは最近、レースペースが振るわないレースが何度かありました。その点について話し合っており、今後どうなるかを見ていきます」

ハータがシートを得る可能性はまだあるのかと直接問われると、トーリスCEOは次のように答えた。

「ええ、可能性は常にあります」

■ボッタスは2027年のシートに不安なし

ハータはF2で苦戦しており、F1昇格への道は厳しくなっている。それでもキャデラックは、スーパーライセンス取得に必要な残りのポイント獲得を目指すハータに、F1マシンで走る機会を与え続けている。ハータはアメリカGPのFP1で、ペレスに代わって走行する機会を得た。

一方、ボッタスは心配していないと強調する。

キャデラックから2027年のシートについて確約を得ているかと問われ、ボッタスは次のように答えた。

「はい。昨年契約した時から条件は分かっていましたから、何も問題ありません。ここはF1です。『もし牛が空を飛べたら』という話もありますが……この世界では何でも起こり得ます。ただ、今のところ、チームは僕の貢献に満足しているようです」

■オコンはアストンマーティンのリザーブ候補か

エステバン・オコンはキャデラックと接触していたものの、同チームに起用される可能性は低いとみられている。

パドックでは、ハースを離れるオコンがレギュラーシートを得られなかった場合、アストンマーティンのリザーブドライバーになることが選択肢の一つとして取り沙汰されている。

ロシアのレーシングドライバー、エゴール・オルジェフは、ロシアメディア『Championat(カンピオナ)』への寄稿で、キャデラックが抱える問題について、より皮肉な見方を示した。

「今のマシンなら、誰を乗せても、たとえ自転車競技のタデイ・ポガチャルを乗せても、最下位でしょう。ですから、僕がチームの立場なら、重要なのは誰がどれだけの予算を持ち込むかだけだと思います。」

Xでポスト Fbでシェア Googleで優先