アントネッリのフェラーリF1加入に期待 ピエロ副会長「いつか実現するかも」

2026年10月22日(木)15:30 pm

記事要約


・ピエロ・フェラーリ副会長、アントネッリをラウダになぞらえ称賛

・2026年規則への適応力と成熟度を高く評価

・将来のフェラーリ加入に期待を示す一方、現状には行動を要求


■ラウダを思わせる成熟度

フェラーリ創業者エンツォ・フェラーリの息子で、同社副会長を務めるピエロ・フェラーリは、同じイタリア出身のアンドレア・キミ・アントネッリを高く評価し、将来のフェラーリ加入に期待を示した。

81歳のフェラーリ副会長は、イタリア紙『Quotidiano Nazionale(クオティディアーノ・ナツィオナーレ)』のインタビューで、メルセデスの若手ドライバーをフェラーリの名王者ニキ・ラウダになぞらえた。

「キミを見ていると、ニキ、つまりラウダを思い出します。私にとって、それは最大級の賛辞です。もちろん、彼はその賛辞にふさわしい選手です」

特に目を引いたのは、アントネッリの成熟度だという。

「キミは、フェラーリに来た当初のニキと同じように、すぐに驚くほどの成熟度を示しました。父が私たちのマシンを任せたとき、オーストリア人のラウダが重大なミスをした記憶はありません。同じように、アントネッリも経験不足から生まれるミスを避けることができました」

■「アントネッリはすでに達人」

父エンツォも、生きていればアントネッリを気に入ったと思うかと問われ、フェラーリ副会長は「間違いありません」と答えた。

「父は、速さへの天性の感覚と、マシンを扱う冷静な判断力を兼ね備えたドライバーを高く評価する人でした。その点で、アントネッリはすでに達人です」

さらに、アントネッリは2026年の新規則に、チームメイトのジョージ・ラッセルより早く適応したと評価した。

「キミは新しい技術規則をすぐに理解した点で、見事でした。その頭の回転の速さは、チームメイトのラッセルには欠けていたかもしれません」

■将来のフェラーリ加入にも期待

将来、アントネッリがフェラーリで走る可能性を直接問われると、フェラーリ副会長は期待をにじませた。

「本音を隠すつもりはありません。父の名を冠したマシンをイタリア人が運転する姿を見たいと思わない人がいるでしょうか? 彼のルーツを考えれば、ボローニャ出身の彼も悪い気はしないでしょう。いつか実現するかもしれません。そうなってもいいのではないでしょうか?」

一方、フェラーリの2026年シーズンについては、厳しい言葉を向けた。

「私たちのチームに必要なのは、言葉ではなく行動です。今年は良い面も、そうでない面もありました。辛抱強く支えてくれているファンには、常に感謝しなければなりません。私たち全員には、そのファンが長年待ち望んできた目標に向けて取り組む義務があります。」


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